とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Saturday, February 12, 2011

無い内定の憂鬱

大人の娯楽誌「週刊ダイヤモンド」の今週号を読んでるんですが、特集は「就活の虚実」。で、昨今の学生さんの笑える就活模様が面白可笑しくフィーチャーされています(暇つぶしには最高の読み物に仕上がっています)。

この特集が面白可笑しく、暇つぶしに最高の読み物に仕上がっているのは、ダメダメな学生の予想通りやっぱりダメな就活模様を描いた残酷物語だからと思います(大衆に対して残酷物語のウケはすべからく良好だ)。

で残酷物語にはまりこんでしまう学生(ダメダメな就活生)は、マーケティングの視座と情報収集力が決定的に欠落していると感じました。

例えば、1人平均100社程度にエントリ−するらしいんですが、それって明らかに、志望する業界を絞り込めてないし、第一100余りの企業をフォローするのは効率が悪すぎる(少なくともコンキチには不可能)。(シンプルにして、コンキチの大好きなフレームワークである)STP (Segmentation, Targeting, Positioning)が全然できておらず、いたずらにリソースを分散させてしまい、自己の強み(明確で 堅固ポジショニング。あったらだけど)をアピールするのは困難になるでしょう。

あと、そんな膨大な数の資料(上場企業だったら有価証券報告書やIR資料。非上場でも同業他社上場企業の資料を読み込むのは有益だ。っていうか、同業他社の資料も読まないと比較分析できない。)をどう読みこなすんですかね?(コンキチには無理)


就職活動っていうのは、自分という商品を企業に売り込むオペレーションだ。つまり、自分はこんなコトができる。自分を雇ったらこんなメリットがあるということをアピールする場が面接というインターフェースなんでしょう。

本誌(ダイヤモンド)によると、アピールポントととしてスポーツの入賞、海外活動経験とかの話を面接時に語る人がけっこういるらしですが、それって空虚な感じがプンプンしますよね。だって、学生(大学生)の本分は「学究」なんだから、それをベースに自分のウリを練り上げ、ターゲット企業の事業内容と絡めて企業にアピール(売り込む)するべきと思うんですがね。


最後にとある都内の有名女子大(?)の女学生の就活体験談を引用↓
「昨年100社にエントリーし、大企業20社の面接を受けましたがダメでした。9月には中堅•中小企業への就職に切り替えようと、大学のキャルアセンター(就職部)に相談に行きました。そこで勧められて六本木のハローワークにも行きましたが、やはりダメ、今は、派遣先の中小企業に就職できればと思っています」

これだけの文面では詳細は分からないけど、控えめに言っても、これって企業をバカにしてるようにしか聞こえないよね。だって、「業界や職種はどうでもいいけど、とりあえず大企業に就職したいです。でも、箸にも棒にもかからなかったらら、仕方なくグレードを落として中堅•中小企業にシフトしました」ってことでしょ。これって



「就職」じゃなくて「就社」


だよね。

もしボクが採用担当者だったらこんな学生、採用したいと思わないな。だって(この場合)彼女は社畜志望にしかみえないから。

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