2018年1月1日月曜日

Annual Income 2017

仙台駅構内に入っている「寿司処 こうや」で食べたもののメモです↓


-お通し  (Maybe 250 JPY + tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
刻み揚げの和え物とオクラはとっても上品な味付け。ツブ貝のキモの部位で酒が進む。







-赤貝刺  (2,700 JPY + tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
閖上産赤貝。ふわっとした磯の香り。身に歯を入れると心地よい弾力を感じる。そして、さらに磯の香りがふんわりと口の中に広がる。噛み進めると粘りが出てきて、上品な磯の香味が沁み出してくる。ひもの部分は十分な弾力とコリコリ感が素晴らしい。
何も付けずにそのまま食べて旨いが、醤油をほんのちょっとだけ付けて食べるととっても良い塩梅。山葵を付けて食べても悪くないが、山葵なしの方がいい。

-五六八 (1,290 JPY + tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
本鮪中トロ、三陸ぶり、光物、三陸貝、三陸いくらの5貫セット。
本鮪中トロは、とっても滑らかで軟らかい身。優しく上品な甘い脂が過不足なく滲み出てくる。切り身とシャリの大きさのバランスも良く、いい感じ(でもオレは赤身の方が好きだな)。シャリは少し柔らかめだけど、お米の一粒一粒の形がしっかりしていていい感じ(お米はササニシキ)。
三陸ぶりは、しっとりとしたキメの細かい食感で、上品な脂の旨味。やっぱ、天然モノは身も脂も上品で、養殖モノとは全然別物だね。
三陸貝(つぶ貝だと思う)は、とっても上品な貝の滋味。歯を入れたときに感じる弾力が心地よい。噛みしめることで沁み出る貝の滋味が上品で旨い。
光物(しまあじなんじゃないかと思う)は、鰯と鯵のいいとこ取りといった感じの味?しっとりとした身で、上品な魚の野趣感と食感のダイナミズムが◎。
三陸いくらは、一粒一粒に張りがあって、プチッと弾ける弾力がvery good!甘くてとっても美味しい。いくら自身の塩気だけだとちょっとだけ塩味が足りない感じだったので、それを補うためにお醤油をほんのほんの少しだけつけて食べるのがいいと思う。
生姜は汁気のない辛めの味で美味しい。
セットのネーミングは五六八姫にちなんでつけたのかな?
山葵は本山葵。ここの醤油は甘めだけど味が深いです。

-一ノ蔵 一合 (熱燗) (550 JPY + tax)-

このお店で食べた閖上産の赤貝の旨さに感激して、閖上の赤貝を腹一杯食べてみたいと思って、この冬休みに赤貝をお取り寄せして、一人赤貝祭りをやってみました(幸か不幸か、ボク以外の家族は赤貝に興味なしでした)。

これがお取り寄せ閖上産赤貝 (3,990 JPY + 送料 980 JPY)↓


赤い身が見えてるじゃないですか。手に取ると口を閉じて、全然開かなくなるんだよね。しっかり生きてます。

で、この活きてる赤貝を頑張って捌いてみました↓


-オトコの閖上産赤貝刺-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
磯の香り、弾力、粘り、味の濃さ、まさに上述した閖上産赤貝です。かめびしの薄口醤油で合わせてみました。来シーズンもお取り寄せ確定です。


閑話休題


ども、13.5連休の冬休みを満喫中のコンキチです。年が明けたということで、2017年の年収も当然確定してます。こんな感じです↓



会社勤めの社畜なので、毎度代わり映えしない中流真っ只中な額面です。そういえばボクが小学生だった時分、「将来は部長さんになって、月収50万くらい稼げたら嬉しいな」なんて夢想していました。で、四十路となった現在はというと、平社員だけど月収五十数万で、まあボチボチです。まぁ、月収五十数万って言っても12万ちょっとは天引きされるし、うちのカミさんはパート勤めなので(バリバリ働いてもらって一向に構わないんですが)、世帯年収は1000万に届かず、暮らし向きは至って小市民的な慎ましいもので、まさに平々凡々です。最近では、仕事に対するやりがいを限りなくコンプリートに失っていて、残念だけどボクにとって会社とはATM的なキャッシュマシーンに過ぎません。はっきり言って、ボクの仕事はマックジョブに堕しています(このあたりも先進国一会社が嫌だと言われる日本のサラリーマンらしいと思います)。

ところで、最近上梓された橘玲の「専業主婦は2億円損をする」(幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」を女性向けにカスタマイズ)を読了しました。この本では、

ひとり年収800万が幸福度マックスとなり(それ以上稼いでも、限界効用の逓減が観測される)、子どものいる夫婦の場合は年収1500万円が幸福度マックスになる

と述べられています(アメリカの場合はひとり年収7万5千ドル)。

この論に従うと、オレってホントに小市民だなって改めて認識させられます。あと550万くらい給料がアップすれば幸福になれるけど、かなり難しいね(笑)。ほんと、カミさんにはもっとバリキャリ働いて欲しいぜ、四大卒業してんだから!と思うけど言えません(シクシク)。そう、二馬力でガリガリ働けば幸福年収のハードルが圧倒的に低くなるんだから。

そういえば、最近の先進国では「同類婚」が増えているそうです(因みに、オレとカミさんは同じ大学だったので「同類婚」と思います)。スペシャリストのパワーカップルがDINKS期間を終えて出産後も共働きを続ければ、世帯年収1500万円のハードルはそれほど高くはありません(二流駅弁大出でも年収900万近くいくんだから)。

まとめると、

パワーカップル=幸福のスキーム

と言えると思います。

以上、好きなときに閖上産の赤貝を食べれる程度には幸福な、二流駅弁大出の(心は)テクニシャン(研究補助員)のコンキチの年頭メモでした。

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