2022年1月16日日曜日

Raumen_Colle (ラーメンコレ) (9)

コロナ禍でもやっぱりラーメンが好き。ラーメン大好き(中年)コンキチです。

過去のメモはこちら↓


ここしばらくコンビニのラーメンでお茶を濁してるんだけど、やっぱり専門店のラーメンが恋しいです。ということで、以前(結構前に)食したラーメンをメモしつつ、それに想いを馳せることでラーメン欲を満たしたいと思います。

entry 41   The Noodles & Saloon Kiriya (流山)

流山の人気店"Kiriya"がコロナ禍序盤の昨年4月にテイクアウト営業していたときの、今となっては幻のメニューです。

住所:流山市西初石4-475-1


-ジャンク油そば (800 JPY)-
-チャーシュー (3枚) (トッピング) (250 JPY)-
-RATING- ★★
-REVIEW-
具材のチャーシュー、もやし(ふんだん)、キャベツ、ニンニク(かなり効いてる)をよく掻き混ぜていただく。
麺は平打ち中太の軽めのウェーブ。テイクアウト仕様のためか、僅かに芯がパウダリー(powdery)で硬モチな食感。
真っ黒なタレは、お醤油、油、ニンニクのミックスでジャンクなんだけど、油そばの割には塩味がそれほどキツくなくて上品めなジャンクに仕上がっていて食べやすい。そして、この上品なジャンクテイストにもやしとキャベツがベストマッチ。特に、油と相性のいいキャベツは格別。
チャーシューはオソーソドックスなソリッド(solid)な肉の旨味と、強めの豚っぽさを想起させる野趣的獣フレーバーがジャンクテイストに拍車をかける。このチャーシューはボクが食べた中で、Kiriya史上ダントツにハイパーな獣感。
かなり効いてるニンニクとチャーシューの獣フレーバーのジャンクなコラボが堪らない一杯。


-ガリバタポークごはん ミニ (400 JPY)-
-RATING- ★★
-REVIEW-
ニンニク風味満点のジャンク油そばに口をつてた後だからか、ガーリック風味はさっぱり分からなかった。でも、ご飯にバターって美味しいよね。
それから、ポークは軟らかくって、大人しくて上品めの味で落ち着く。
胡椒もスパイシーさもいい塩梅に効いていてグッド。あと、ジャブ程度に入っている大葉のグリーンな爽やかさが良かったです。


entry 42   らーめん一 (柏)

以前は「ラーメンショップ豊四季」という名前で営業していた、所謂抜けラーショなお店のようです。2008年6月13日にROOKIESの撮影であの小出恵介が訪れたお店(このとき既に"らーめん一"になってました)。
住所:柏市豊四季34-1

-ビール (中) (450 JPY)-
スーパードライの中瓶です。


-タンメン (750 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
もやしたっぷりで、キャベツの香りが立ってる。他には、人参、木耳、豚肉が入っていて、おいしいです。
スープは塩味薄味の野菜スープで、穏やかにまとめられている。
麺は黄色半透明チックな中細で、とてもゆるやかにウェーブした円柱状。"プツッ"という歯切れの良さがあり、仄かに小麦の甘さを感じる。
互いに薄味系の麺とスープの相性は良く、マニア向けラーメンのアンチテーゼとなる脱力系の普通に美味しいタンメンに仕上がっていると思いました。
それから、テーブルに置いてあるギャバンのブラックペッパーを控えめに振り掛けると、野菜の味が引き立って良いです。


-おつまみネギチャーシュー (350 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
ボリュームがかなりあります。そして、白髪ねぎリッチ。胡麻油の香りふんだん。
葱は胡麻油と(醤油)タレで和えられていて、(葱自体が)けっこう辛いです。
チャーシュー(煮豚)は脂身ゼロでソリッド(solid)な食感。異味異臭なく淡白(というか味が抜けてる)で、静かなボディ(body)の強さを感じます。
しっかり味付けされた白髪葱を巻いて食べるとかなりいい感じです。
ビールのつまみにいいけど、ラーメンに具材としてデコってもいけます。
あと、さすがにタンメンの具には合わないんじゃないかなぁと思ったんですが、ものは試しとぶち込んでみたら、味の方向性が全く異なる二者が相互補完的に絡み合ってなかなか良かったです。


-ネギラーメン (700 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
背脂が浮いていて、そのためかスープは甘い。スープの上には胡麻油で和えられた白髪葱が載っているんだけど、そこから胡麻油がスープに染み出し、味わいに奥行が加わる。スープはよく分かんないけど、豚骨醤油なのでしょうか?お醤油が比較的くっきりしていて、ちょいしょっぱめです。(豚骨)醤油・背脂(甘)・胡麻油のトリプルシナジー。学生時代に通ったラーショを思い出します。
スープとラーショっぽくないポップな麺とに相性は良いです。
具は前述した白髪葱に加えて、短冊状チックに刻まれたチャーシュー、ワカメ、海苔。チャーシューは"おつまみネギチャーシュー"と同様。
葱とチャーシューとラーメンを一緒に頬張ると、協働効果で旨さ爆発!
テーブルに常備してある定番の味付きおろしニンニクと豆板醤でジャンク感じアップ↑


-チャーハン (600 JPY)-
-RATING- 
-REVIEW-
玉子のふんわりとしたいい香りがふんだん。油の重さを感じさせないシトパラ系チャーハン(ちょい"シト"リッチ)。
そんなに自己主張してないけど、油はいい匂い。塩味がいい塩梅に効いていて美味しい。
具は、チャーシューのみじん切り、葱、玉子、カマボコ。
セットの中華スープは塩味くっきりで美味しい。それから、ちょい大きめのフレッシュな葱がいい。


entry 43   麺屋まる勝かっちゃんラーメン (流山)

流山街道沿いに"もつ煮込みらーめん"なる酒呑みが好きそうなラーメンがあるという情報をキャッチしたので、行ってきました。

住所:流山市加4-1657

-ビール (550 JPY)-
スーパードライの中瓶。


-もつ煮込みらーめん (890 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
黄色の麺は中太のほぼストレート。断面が正方形で、ぷつっとした歯切れの良さ。
スープは甘めの味噌仕立てで、ニンニクがけっこう効いている。
ラーメン本体は、くるまやラーメンの味噌ラーメンに酷似している。
具は、もつ、牛すじ、ニラ、葱、こんにゃくと正に"煮込み"の様相。
もつは軟らかくて、よく煮込まれていてマイルド・テイストで、脂リッチなピース(piece)もある。
牛すじもしっかり煮込まれていて、甘辛の味しみが深い。歯の入り良く、丁度いい弾力。
ニラ、葱、こんにゃくは煮込みにベストマッチ!
具=煮込みとラーメンとのコンビネーションは意外と違和感なく、基、むしろ自然な感じ。味噌ニンニクなスープが煮込みのツユっぽくて良いのです。
古今東西、最も酒に合うラーメンかもです。


entry 44   RAMEN YAMADA (流山)

住所:流山市おおたかの森西1-14-8

印西にある"麺やまだ"の系列店です。

-瓶ビール (550 JPY)-
黒ラベルの中瓶です。


-濃厚海老RAMEN (880 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
兎に角、海老の香味が濃厚で、旨味が超絶リッチ(rich)。それもくどいくらい、むせるほどに。そして、それがいい。
麺は平打ちで軽めにウェーブした中細。程よいキックで、仄かな甘みのボディー(body)がしっかりした麺。
豚骨ベースのスープにオマール海老を合わせ、甘エビで取った香味油で仕上げたスープ。
スープと麺は良く合っている。
具は、チャーシュー(二種)、水菜(多分)、紫玉葱、メンマ、海苔、葱。
海苔はスープの海老の香味をさらに引き立てる(まさにブースト)。
チャーシューは「レアめで生々しくてちょい獣感」と「少しトロっとしつつソリッド(solid)と脂(fatty)感」の二種。
メンマは軟らかく穏やかな味が染みていてる。
紫玉葱のシャキシャキした清涼感は、オアシス的存在。
水菜(多分)のグリーンな香味は良い薬味に。


-濃厚海老つけMEN (900 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
濃厚海老RAMENと同じスープをつけ麺用に濃いめにしてあると言います。実食した感想は、海老リッチ・リッチ・リッチ!で、旨味も香りも海老一色。少しエグいくらいにクドいのがとても良いです。表面に油が浮いていて、これが海老一色スープと見事に調和していて違和感が全くない。干し海老も浮かんでいて、海老の追い旨味になっている。兎に角、海老が濃厚で旨いスープ。
麺は平打ち太麺ウェービー。少し透明感があって、程よく心地良い弾力。僅かに穀物様の味わいを感じる。平たく打って薄くしているためか、くど過ぎない食感を演出していて、スープアゲなニュアンス。なので、スープと麺の相性はかなりいいです。おとなしめな味噛で、噛み心地の良い平打ちウェーブ麺が、旨味特濃スープをふんだんに絡めてきてベリーマッチです。
具は、チャーシュー二種、海苔と薬味皿に載った紫玉葱、葱、メンマ、大葉。
チャーシュー二種のうち、レアめのものはソリッド(solid)で生々しい獣感を少々纏っている。脂身リッチな方は軟らかくて、食欲をそそる綺麗なファッティー(fatty)さが旨い!
海苔は香り高く、メンマが超滑らかな食感かつ上品な味付けでとっても美味しい。
商品説明に「薬味達を麺に混ぜて食べるのがおすすめ」って書いてあるんだけど、実際かなり旨い。薬味のフレッシュかつシャキシャキした食感が良いアクセントになている。特に、大葉の爽やかな香味が良いです。
それから、チャーシューとメンマは熱いスープに入れて活性化するのが良いよ思います。
スープ割り用の和風出汁は茸ベースで、茸よ海老が合わなくって調和感ゼロと思いました。







-濃厚鶏RAMEN (850 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
麺は平打ちの中細(?)のゆるやかなウェービー。モチっとした食感で、僅かに甘みを感じる美味しい麺。
スープにはトロミがあって、綺麗なファッティー(fatty)&オイリー(oily)の鶏白湯。まろやかリッチの軽やかな仕上がり。
麺とスープの相性はコンプリート。
具は、レタス、大葉、チャーシュー、玉葱、葱、岩海苔、レモン。
レモンの酸味がスープに奥行きを与えます。
チャーシューはソリッド(solid)で、かなり綺麗めな獣フレーバーがくど過ぎることなく食欲をそそる。
レタスを口に入れると、スープのファッティー(fatty)感が際立って不思議な感じがする。スープがまったりと濃厚なので、具材の野菜の清涼感が良い箸休めになって舌がリフレッシュします。


-味玉香味醤油RAMEN (900 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
麺は中細ストレート。小麦の甘い香味。プツッとした歯切れの良い麺で、僅かに粉っぽさを感じる。
スープからはほんのり玉葱の香り。そして、濃厚な柚子の香り。テイストはあっさり上品で繊細系の魚介醤油。でも、柚子の香りが強すぎて、繊細なスープを存分に味わうことがでいない。っていうか、スープがほぼ柚子一色になってしまい、スープのベースとなる味わいが殆どふっとんでしまっている。
まぁそれでも、スープと麺の相性は良いです。
味玉はしっかり深部までマイルドなつけだけ味がしみていて、黄身はいい塩梅の硬さ。味の濃さも好みで文句なしに旨い。
その他の具材は、カイワレ、玉葱(しなしなだった)、チャーシュー(二種)、柚子皮、etc.
チャシューはスモーキーなやつとオーソドックスなものの二種。
スモーキーなやつは、心地よいスモーキー・フレーバー(smoky flavor)は秀逸も、ちょっと許しがたい異味がある。
オーソドックスなやーシューは、適度な脂がトロリとしていていい感じ。
柚子の香味がもっと控えめで、チャーシューの異味がなければ、満点ラーメンだったと思います。


-あぶりちゃーしゅー丼 (300 JPY)-
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
ご飯の上に細かく刻まれた炙りチャーシューがたっぷりと振り掛けられ、そのトップには刻み葱を戴いています。
炙りチャーシューは、多分、香味醤油RAMENに使っているのと同じものだと思うんだけど、はっきり言って異味が強烈です。"たっぷりと振り掛けられ"てるのが裏目に出て、お残ししてしまいました(不味くて)。
あと、タレが丼の底部に溜まっていて、下の方が物凄く塩辛くなってる。
正直、この商品はお蔵入りさせた方がいいレベルと思いました。
はっきり言って全然ダメ。


-豚骨醤油RAMEN (800 JPY)- 
-RATING- ☆☆☆
-REVIEW- 
マイルドな香りの豚骨醤油の甘い粘度のあるスープ。やや焦げた感じのスナックライクな香味も感じる。
上層の方はいい感じにマイルドかつ濃厚で美味しいんだけど、底部は味が濃過ぎてちょっといただけない。 
麺は中太ほぼストレート(とっても軽くウェーブ)。噛みごたえがあってボディが強い。穀物感リッチな香味で、リンガーハットのちゃんぽん麺に似たところがある。 
食べ始めて中盤まではボディの強い麺に脳克スープがマッチしているけど、終盤は濃過ぎるスープのせいでバランスが崩れるとともに、味の構成の単調さにちょっと飽きてくる。 
チャーシューは微レアと微獣の二種類でまずまずの旨さ。 
お店の商品説明には、「豚のゲンコツ・背脂・もみじを6時間煮込み 鶏油でマイルぢに仕上げました!!」って書いてありました。


-味つき餃子 (240 JPY)- 
-RATING- ☆☆☆
-REVIEW- 
甘くてしょっぱい濃い目の味付けが全てを台無しにしている。
そのまま食べてダメ。 
お酢につけると嫌な味が多少緩和される。 
添えられている柚子胡椒を酢に溶いて、それにつけて食べると、味がとっちらかって全然ダメ。
正直、ドン引きするほどおいしくなかったです。 


entry 45   麺屋 中川會 住吉店 (住吉)

つけ麺の名店として名を馳せた麺屋 中川會 住吉店(see https://researcher-station.blogspot.com/2015/11/the-new-geography-of-jobs-3.html)は錦糸町に店舗を移しましたが、錦糸町、曳舟に加え創業の地の住吉で再び店舗を構え醤油そばで勝負をかけます。

住所:江東区住吉1-19-1 ツインタワーすみとし住吉会館

-醤油そば (880 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
柔らかいお醤油の香味に加えてコンソメ・テイスト。さらにバター様のファッティー・フレーバー(fatty flavor)のスープは、上品ながら重層的な仕上がり。
麺とツルシコの極細ストレート。歯切れ良く、甘みと旨味を感じる。
スープと麺の相性は抜群で、麺がスープをしっかり絡め口の中に運んでくる。
具は、チャーシュー(二種)、メンマ、刻み葱、青菜。
チャーシューはオーソドックスとレアの二種。オーソドックスは脂部分がトロッと甘くとろけ、ソリッド(solid)な肉の部分の食感は適度な噛みごたえと臭みのない豚の旨味でかなり旨い。レアチャーシューはほど良くレアレアで、こちらも申し分ない旨さ。
メンマは軟らかくしなやかな食感で、中華っぽいオイリー(oily)な味付け。
青菜は意外にもマイルド・テイスト。

はっきり言いて、相当旨い一杯。
ちなみに、お店のこだわりはこちら↓
麺:北海道産小麦ゆめちから使用。浅草開花楼特製麺。
醤油:東京近藤醸造キッコーゴ丸大豆醤油、千葉県下総醤油、ヒゲタ濃い口醤油などバランスよく合わせ醤油のキレを意識。
スープ:新鮮な親鶏、もみじなどを主体にほんびのす貝、日高昆布、干椎茸などでバランスをとり十時間かけて丁寧に風味豊かに淡麗でありながら旨味を凝縮し出汁の旨味を意識したスープ。
オリジナルフォアグラソース:フォアグラ、マッシュルーム、トリュフ、オリーブオイルを合わせた特製ソースでスープに厚みを重ねる。
チャーシュー:厳選した豚肩ロースを塩漬けし一日寝かせてから真空低温調理。豚ばら肉は柔らかく煮込み特製だれに一日漬け込み炙る事により余分な油を落とし香ばしく仕上げる(日によって豚バラ、肩ロース、鶏胸に変わる)。

で、チャーシューの上に載った自慢のフォアグラソースによる味変を試みたんだけど。オイラの税脆弱な味覚では香味の変化を感じ取ることはできませんでした(でも絶対美味しくなってるはず)。

まぁ、兎に角、爆旨。

---------------

なにはとこあれ、コロナ禍にあっても

ラーメンって本当にいいもんですね。

最近は、ラーメン大好き小泉さんとラーメン再遊記を読んでエア・ラーメンを楽しんでいるラーメン大好き中年のラーメンメモでした。


0 件のコメント:

コメントを投稿