とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Monday, July 23, 2012

ハロゲンとマグネシウムを交換せよ!

(随分前に)麺場龍吟っていう店で食べたラーメンのメモです。

-信州味噌らーめん memo-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
麺: 普通の黄色縮れ麺
スープ: やや濃口という表示だが、かなり濃厚。甘みもけっこう有り、finishの仄かな辛さが漂う。表層にけっこう多めの油が浮かんでいる。
日本人好みの濃厚味噌スープと油でもっているラーメンと認識。
焼豚は炙った芳ばしい香りは良いのだけれど、味は殆ど素で少し生臭い脂の匂いがして旨くない。


閑話休題


上半期のこんな論文を読んでみました↓

Leaving Group Dependence of the Rates of Halogen–Magnesium Exchange Reactions
Org. Lett., 2012, 14, 2602-2605.

Knocheらのグループの報告で、ハロアレーンとTurbo Grignardとのハロゲン-マグネシウム交換のお話で、それらの相対反応性と絶対反応速度定数を報告しています。

で、これまで定性的に知られていたハロレーンの相対反応性が定量化しました↓

ArI > ArBr > ArCl
(relative reactivities: 1011 : 106 : 1)



その他Tips↓
a) bomine-magnesium交換は芳香環上の電子吸引性置換基によって加速される
b) 置換基効果は臭素原子との距離が離れるほど減少する(para < meta << ortho)
c) トシル基は臭素よりもすくなくとも104倍遅い
d) p-tolylsulfinyl基はヨウ素よりもちょっと速い (preliminary)

はっきり言って、読んでみて損はない論文と思います。

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