一昨日のWBSで、珍しく香料ネタをやっていました。で、国内最大手の高砂香料工業の平塚の研究所が取材されていました。その件の研究所なんですが、コンキチの勤務する弱小香料会社とは違って、(映像で見る限り)とっても綺麗な研究所でした(さすが国内最大手。2009年卒者 大学生の就職人気企業ランキング理系女子ランキング 83位だけのことはあります)。
see http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/080529.html
さて番組の内容ですが、昨今の無添加ブームとは裏腹に、食品香料(フレーバー)が好意的に取り上げられていました。まあ、最近の原料高によって十分なクオリティーの原料を十分に使用することが困難になってきたから、経済的に(っていうか安く)香料でB級品を準A級的な品に仕立て直そう、それで消費者もそれなりに満足するのだから的な内容とコンキチは受け止めました。
実際、香料自体が悪なわけでは全くないし、費用対効果の選択の自由は消費者にあるわけだし。
あと、取材を受けた高砂香料の研究員の人は、しきりに天然香料をアピールして、なんか合成香料についてはかなり控え目でしたね。当社は、合成香料には殆ど力を入れてません的な印象を受けてしまいました。コンキチなんぞは、l-メントールの不斉合成でウハウハしてるくせにと心の中で50回くらい呟いてしまいましたがね。
やっぱり合成品には根拠の無いアレルギーが高いのかななんて再確認させられましたよ。薬なんぞは、はっきりいって合成品でしょ。でも、そのことが気持ち悪いといって薬を買い控える人はいない。一方、食品に添加物(香料も含めてね)が入っていると、一般の人は、明確な根拠もなしに、とりあえず体に悪そうな気がするんじゃないのかな?
あと、アレルギー物質だって、天然っていうかその素材自体にナチュラルに入ってるものだってあるのに、「天然はアレルギーなし」「添加物はアレルギー有り」とくくってしまうのははっきり言って白痴的です。むしろ、合成品の方が単品素材(一種類の化合物)だからアレルギー物質を排除・コントロールするのに有効とも思うのですがね。
香料がどぎつく入った品とか、香水をたっぷりふりかけた女性の匂いって嫌いです。純粋に臭くて不快ななんですよね。でも、加工食品の欠点を補う程度に香料が使われていたり、ほのかに香るくらいの香水の使用は、場合によっては好感触さをアップさせます。あと、シャンプーとらボディーソープとかは香料入ってる方がいいな。
結局は使いようだと思いますね。あと、インテリジェンスを磨くこと。そう思います。
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2008年5月31日土曜日
2008年5月30日金曜日
コングロマリット・プレミアム?
先日、WBSをみていたら、脱"選択と集中"と題して、日立(製作所)を取りあげていました。で、日立の社長が「コングロマリット・プレミアムを発揮したい」なんていうわけのわからないことを宣っていました。
see http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/news/080528/n2.html
コンキチは電機業界とかに体する造詣も興味もないので、ここからは勝手な妄想と思ってください。
日立の社長は「ハードディスク事業」と「薄型テレビ事業」というW不採算事業を中核と位置づけているらしいけど、あんたのとこの中核って重電(原発とか)じゃないの?っていうか「ハードディスク事業」と「薄型テレビ事業」のキーテクノロジーってシナジーを発揮するような共通性ってあるの?コンキチは素人なのでよくわかりませんが、関連あんまりなさそうな気がする。
なんか2年前からコングロマリット・プレミアムを目指してるらしいけど、赤字垂れ流しだしね。
それにつけても、日立の経営陣ってポーターとか大前研一とか読んだことある人が一人もいないのかねえ?関連性の高い事業への多様化なら見込みはあるかもしれないけど、関連性の薄い多角化はねえ?
ちょっと例えとしては適切じゃないかもしれないけど、沢山の商品を扱うデパートって、その規模とは裏腹に規模の経済があまり働かないと思う。何故なら、服でも靴でもいいんだけど、個々の商品を扱ってる面積って小さいと思う。なので、仕入れするとくの規模(取引量)もそれほど大きくないからスケールメリットが働かない。ただ、豊富な品揃えによるシナジーは期待できるかもしれない(郊外大型SCの方が有利なような気がするけど)。
で、電機の場合だと品揃えの豊富さによるシナジー効果よりもブランド力がより重要になると思う。品揃えによるシナジーは、メーカーよりもむしろ家電量販店が享受するとうな気がします。顧客との接点を作るのは量販店だからね。しかも、ハードディスクは一コンポーネントであるのに対して、薄型テレビは最終形態。関連性が期待できないような気がする。
コングロマリットも無限のリソースがあればいいかもしれないけど、実際リソースは有限。で、関連性のない事業を同時に展開することは、リソースのパワーを分散させてしまう。これって効率悪いよねということです。
ま、今後の日立の行く末を見守っていきたと思います(忘れなかったらね)。
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see http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/news/080528/n2.html
コンキチは電機業界とかに体する造詣も興味もないので、ここからは勝手な妄想と思ってください。
日立の社長は「ハードディスク事業」と「薄型テレビ事業」というW不採算事業を中核と位置づけているらしいけど、あんたのとこの中核って重電(原発とか)じゃないの?っていうか「ハードディスク事業」と「薄型テレビ事業」のキーテクノロジーってシナジーを発揮するような共通性ってあるの?コンキチは素人なのでよくわかりませんが、関連あんまりなさそうな気がする。
なんか2年前からコングロマリット・プレミアムを目指してるらしいけど、赤字垂れ流しだしね。
それにつけても、日立の経営陣ってポーターとか大前研一とか読んだことある人が一人もいないのかねえ?関連性の高い事業への多様化なら見込みはあるかもしれないけど、関連性の薄い多角化はねえ?
ちょっと例えとしては適切じゃないかもしれないけど、沢山の商品を扱うデパートって、その規模とは裏腹に規模の経済があまり働かないと思う。何故なら、服でも靴でもいいんだけど、個々の商品を扱ってる面積って小さいと思う。なので、仕入れするとくの規模(取引量)もそれほど大きくないからスケールメリットが働かない。ただ、豊富な品揃えによるシナジーは期待できるかもしれない(郊外大型SCの方が有利なような気がするけど)。
で、電機の場合だと品揃えの豊富さによるシナジー効果よりもブランド力がより重要になると思う。品揃えによるシナジーは、メーカーよりもむしろ家電量販店が享受するとうな気がします。顧客との接点を作るのは量販店だからね。しかも、ハードディスクは一コンポーネントであるのに対して、薄型テレビは最終形態。関連性が期待できないような気がする。
コングロマリットも無限のリソースがあればいいかもしれないけど、実際リソースは有限。で、関連性のない事業を同時に展開することは、リソースのパワーを分散させてしまう。これって効率悪いよねということです。
ま、今後の日立の行く末を見守っていきたと思います(忘れなかったらね)。
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2008年5月29日木曜日
マクロサイクリックムスク (Final) Dilactone & Oxalactone
REVIEW(Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)のメモです。今回で最後。DilactoneとOxalactoneです。
まずは、dilactone。macrocyclic dilactoneは天然には見出されていないそうです(少なくともこのREVIEW執筆当時は)。で、このREVIEWに載ってたのはethylene brassylate (17員環)とethylene dodecandioate (16員環)↓
ref. US Patent 2020298, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1939, 33, 7816.
ethylene brassylateの最初の合成例らしいです。brassylic acidとエチレングリコールを常圧で180℃
で加熱した、次いで10 mmHg、220℃で重合を行う。解重合は触媒なしでも進行するっぽいけど、2mmHgで240℃に加熱して6日間反応させるという気の長さが必要のようです。
解重合時に触媒を使うと、効率が大幅アップ↑あと、溶媒とか特注の装置つかって連続でやる方法とかあるみたいです(>80% yield)。
ref. EP Patent 739889, 1996, Hul A.G.; Chem. Abstr., 1996, 125, 329885.; US Patent 4709058, 1986, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1988, 108, 222302.; JP Patent 57122078, 1981, Nisso Petrochemical Industris Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1983, 98, 17178.; SU Patent 1077893, 1981, All-Union Scientific-Research Institute of Synthetic and Natural Perfumes; Chem. Abstr., 1986, 104, 68894.; WO Patent 9215573, 1991, Henkel Crop.; Chem. Abstr., 1993, 118, 125297.; DE Patent 3225431, 1982, Nisso Petrochemical Industris Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1984, 100, 209893.
因みに、上のschemeの出発原料の合成法にはこんなのがあります。
a) ドデカンの微生物(Candida tropicalis)による酸化。Ethylene brassylateはこの方法で150 ton/year造ってるらしいです。
b
ref. CA Patent 807193, 1966, The Techni-Chem Co.; Chem. Abstr., 1969, 70, 77365.
retro-Claisenの反応例って(恥ずかしながら)初めてみました。
あと。1炭素短いやつ(1,12-dodecandioic acid)は、cyclododecanoneの酸化ですぐできる的なことが書いてありました。
c)
ref. US Patent 2203680, 1940, Du Pont de Nemours & Co.; Chem. Abstr., 1940, 34, 69475.
それからOxalactone (ether lactone)の方ですが、最も重要なのは12-oxapentadecanolideだそうです。カーボンアナログのExaltolideよりも弱い香気なんだそうですが、合成が簡単で注目されているとか。
ref. Helv. Chim. Acta, 1935, 18, 1087.; J. Agric. Food Chem., 1967, 15, 6.; J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.
確かにExaltolideよりかなり簡単そうです。
以上、REVIEW(Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)のメモ終了。
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まずは、dilactone。macrocyclic dilactoneは天然には見出されていないそうです(少なくともこのREVIEW執筆当時は)。で、このREVIEWに載ってたのはethylene brassylate (17員環)とethylene dodecandioate (16員環)↓
ref. US Patent 2020298, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1939, 33, 7816.
ethylene brassylateの最初の合成例らしいです。brassylic acidとエチレングリコールを常圧で180℃
で加熱した、次いで10 mmHg、220℃で重合を行う。解重合は触媒なしでも進行するっぽいけど、2mmHgで240℃に加熱して6日間反応させるという気の長さが必要のようです。
解重合時に触媒を使うと、効率が大幅アップ↑あと、溶媒とか特注の装置つかって連続でやる方法とかあるみたいです(>80% yield)。
ref. EP Patent 739889, 1996, Hul A.G.; Chem. Abstr., 1996, 125, 329885.; US Patent 4709058, 1986, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1988, 108, 222302.; JP Patent 57122078, 1981, Nisso Petrochemical Industris Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1983, 98, 17178.; SU Patent 1077893, 1981, All-Union Scientific-Research Institute of Synthetic and Natural Perfumes; Chem. Abstr., 1986, 104, 68894.; WO Patent 9215573, 1991, Henkel Crop.; Chem. Abstr., 1993, 118, 125297.; DE Patent 3225431, 1982, Nisso Petrochemical Industris Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1984, 100, 209893.
因みに、上のschemeの出発原料の合成法にはこんなのがあります。
a) ドデカンの微生物(Candida tropicalis)による酸化。Ethylene brassylateはこの方法で150 ton/year造ってるらしいです。
b
ref. CA Patent 807193, 1966, The Techni-Chem Co.; Chem. Abstr., 1969, 70, 77365.
retro-Claisenの反応例って(恥ずかしながら)初めてみました。
あと。1炭素短いやつ(1,12-dodecandioic acid)は、cyclododecanoneの酸化ですぐできる的なことが書いてありました。
c)
ref. US Patent 2203680, 1940, Du Pont de Nemours & Co.; Chem. Abstr., 1940, 34, 69475.
それからOxalactone (ether lactone)の方ですが、最も重要なのは12-oxapentadecanolideだそうです。カーボンアナログのExaltolideよりも弱い香気なんだそうですが、合成が簡単で注目されているとか。
ref. Helv. Chim. Acta, 1935, 18, 1087.; J. Agric. Food Chem., 1967, 15, 6.; J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.
確かにExaltolideよりかなり簡単そうです。
以上、REVIEW(Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)のメモ終了。
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2008年5月27日火曜日
マクロサイクリックムスク (10) Ambrettolide & isoambrettolide
17員環のマクロリドの中で最もメジャーじゃないかと思われるAmbrettolideとその仲間達の合成法メモです。
ambrettolideは(Z)-7-cyclohexadecen-16-olide(アンプレットシードオイルから単離された)なのですが、香料として使われている所謂ambrettolideはambrettolideの異性体の(E)-9-cyclohexadecen-16-olide (isoamnrettolide)なのだそうです。
因みに、ambrettolideは、(Z)-体も(E)-体も工業的製法は確立されていません(少なくともこのREVIEW執筆時点では)。
まずはisoambrettolideの合成法↓
ref. US Patent 4014902, 1976, International Flavors & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1977, 98, 39217.
threo-aleuritic acidのオルトギ酸エステルを作用させ(脱水?)、その後無水酢酸存在下で熱分解(アセチル化-脱酢酸?)。得られた不飽和エステルをエステル交換。
スキームは載ってなかったけど、ビシナルジオール→オレフィンのone-potフォーメーションが
a) 酢酸中ヨウ化リン(PI3?)
ref. Chem. Ind., 1983, 43.; Indian J. Chem. Sect. B., 1984, 23B, 733.
b) via the dimethylformamide dimethylacetalって書いてあったけど、DMFのアセタールを経(?)、その後無水酢酸中reflux。
ref. US Patent 4014902, 1976, International Flavors & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1977, 98, 39217.; Synthesis, 1987, 154.
あと、以前使われたっていう合成法↓
ref. J. Chem. Soc., 1963, 3505.; Chem. Ind, 1960, 1441.; IN Patent 65543, 1958, C. S. I. R.; Chem. Abstr., 1961, 55, 10326d.
一応、(E)-ambrettolideの合成法↓
ref. J. Chem. Soc., 1963, 2477.
なんか凄い力技っていう印象。
で、(Z)-ambrettolodeの合成法↓
ref. Perfumer Flavor, 1993, 18, 41.; Indian J. Chem. Sect. B., 1995, 34B, 851.
残りのステップは、この記事の一番上のschemeと同様です。それにつけても、六価クロム使ったり、水銀使ったりと痺れます。
このREVIEWでは詳述してなかったけど、他のこんな(ambrettolideの)合成法もあるそうですよ↓
a) phloionokic acidから7stepsの合成法(J. Chem. Soc. Perkin Trans. 1, 1982, 1837.; An. Quim., 1983, 79, 194.)
b) 分子内Wittigを使った方法(Synthesis, 1989, 419.; Angew. Chem., 1983, 95, 810.)
c) yne-macrolideの接触還元を用いる方法(Helv. Chim. Acta., 1983, 66, 2294.
今回は以上。
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ambrettolideは(Z)-7-cyclohexadecen-16-olide(アンプレットシードオイルから単離された)なのですが、香料として使われている所謂ambrettolideはambrettolideの異性体の(E)-9-cyclohexadecen-16-olide (isoamnrettolide)なのだそうです。
因みに、ambrettolideは、(Z)-体も(E)-体も工業的製法は確立されていません(少なくともこのREVIEW執筆時点では)。
まずはisoambrettolideの合成法↓
ref. US Patent 4014902, 1976, International Flavors & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1977, 98, 39217.
threo-aleuritic acidのオルトギ酸エステルを作用させ(脱水?)、その後無水酢酸存在下で熱分解(アセチル化-脱酢酸?)。得られた不飽和エステルをエステル交換。
スキームは載ってなかったけど、ビシナルジオール→オレフィンのone-potフォーメーションが
a) 酢酸中ヨウ化リン(PI3?)
ref. Chem. Ind., 1983, 43.; Indian J. Chem. Sect. B., 1984, 23B, 733.
b) via the dimethylformamide dimethylacetalって書いてあったけど、DMFのアセタールを経(?)、その後無水酢酸中reflux。
ref. US Patent 4014902, 1976, International Flavors & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1977, 98, 39217.; Synthesis, 1987, 154.
あと、以前使われたっていう合成法↓
ref. J. Chem. Soc., 1963, 3505.; Chem. Ind, 1960, 1441.; IN Patent 65543, 1958, C. S. I. R.; Chem. Abstr., 1961, 55, 10326d.
一応、(E)-ambrettolideの合成法↓
ref. J. Chem. Soc., 1963, 2477.
なんか凄い力技っていう印象。
で、(Z)-ambrettolodeの合成法↓
ref. Perfumer Flavor, 1993, 18, 41.; Indian J. Chem. Sect. B., 1995, 34B, 851.
残りのステップは、この記事の一番上のschemeと同様です。それにつけても、六価クロム使ったり、水銀使ったりと痺れます。
このREVIEWでは詳述してなかったけど、他のこんな(ambrettolideの)合成法もあるそうですよ↓
a) phloionokic acidから7stepsの合成法(J. Chem. Soc. Perkin Trans. 1, 1982, 1837.; An. Quim., 1983, 79, 194.)
b) 分子内Wittigを使った方法(Synthesis, 1989, 419.; Angew. Chem., 1983, 95, 810.)
c) yne-macrolideの接触還元を用いる方法(Helv. Chim. Acta., 1983, 66, 2294.
今回は以上。
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2008年5月25日日曜日
金(GOLD)を買ってみた
先日、金に投資してみました。といっても、地金や先物じゃなくてETF (Exchange Traded Fund)です。より具体的には、大証2部に上場いている「金価格連動型上場投資信託」という、現在のところ我が国で唯一の商品ETFです。
理由は↓
1) 株式の譲渡損益と通算できるから。あと、
2) インフレ懸念の中、なんか商品買うのもいいかなあと思ったから(かなり安直)。
3) ポートフォリオの中に商品を組み込むのもいいかなと思ったから
4) 商品ファンド(投資信託ね)と違って、シンプルで良い
ちなみに、自分しがないサラリーマンなので、購入数量は最小ロットのたった10口(約3万円)。
金(っていうかコモディティー)は金利とか配当とかつかないから(っていうか当然)、キャピタル・ゲイン狙いになります。
前回のブログで、「リタイアメントとは資市場で生活費を調達することだ」的なことを書きましたが、まあ、その一環です(たったの3万しか投資してないけどね)。
ま、気長にやってきたいと思います。
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理由は↓
1) 株式の譲渡損益と通算できるから。あと、
2) インフレ懸念の中、なんか商品買うのもいいかなあと思ったから(かなり安直)。
3) ポートフォリオの中に商品を組み込むのもいいかなと思ったから
4) 商品ファンド(投資信託ね)と違って、シンプルで良い
ちなみに、自分しがないサラリーマンなので、購入数量は最小ロットのたった10口(約3万円)。
金(っていうかコモディティー)は金利とか配当とかつかないから(っていうか当然)、キャピタル・ゲイン狙いになります。
前回のブログで、「リタイアメントとは資市場で生活費を調達することだ」的なことを書きましたが、まあ、その一環です(たったの3万しか投資してないけどね)。
ま、気長にやってきたいと思います。
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2008年5月24日土曜日
リタイアメントとはなにか?
今回の記事は、自分で言うのもなんですが、社会的弱者(と一般に言われている人々)を批判する内容が書かれているので、そういう話題にアレルギーのある人は、軽くスルーしてもらえると幸いです。
以下、本論↓
リタイアメントとは、生活資金の源泉を労働市場から資本市場に移すことをいう。
自分の愛読している橘玲の著書の一つに記述されている言葉です。
see. http://ameblo.jp/researcher/entry-10080729245.html
はっきり言って、厳然たる事実以外のなにものでもないですね。
昨今、後期高齢者医療制度の関連で貧しい高齢者の映像がお茶の間を賑わせているけど、果たして彼等に対する同情は本当に必要なのかと思ったりもします。つまり「アリとキリギリスの寓話」を思い出すのです。リタイアメントに対する準備をキチンとしてこなかった人間に対する施しはしかるべきことなのか少し疑問です。
最近の(っていうか恒常的に)メディアの論調は、(経済的)弱者である高齢者を救うべきだみたいなことを言ってるけど(判官贔屓の国だからね)、ちょっと前までは我が国の個人資産の大半は高齢者が保持してるとか、金を持ってる高齢者をターゲットにした商品開発が重要とか言ってなかったけ?マスゴミは健忘症にかかったのかと他人ごとながら心配してしまいます。
あと高齢者をターゲットにした詐欺事件とかも報道されてますが、けっこうな額のお金が詐欺られてる気がします。けっこうな支払い能力を保持した高齢者もいるということですね。
要は、高齢者には「金持ちの高齢者」と「月並みな高齢者」と「貧しい高齢者」がいるわけで、世相やポピュリズムに棹されて、高齢者の一部分を全ての高齢者の代表と誤解されるかのような報道をするのはいかがなものかということです。
それに弱者は高齢者だけじゃないからね。しかも、高齢者は高齢者となるまでの間に充分な時間(準備期間)があったはず。そして、高齢になれば労働市場からの退出を求められることも十分過ぎるほど分かっていたはずです。世界一豊かな国「日本」で、充分な時間があり、将来起こりうることも明確に分かっていたにも関わらず、漠然と無為な時間を過ごしてきた人達にあまり同情の念は起こりません。しかも、コンキチ達が将来得られないであろう年金を、彼等はしっかりGETしてるし(コンキチは年金が破綻するか、消費税が超絶高くなると思っています)。
リタイアメントに向けた準備を努々忘れぬよう、心していきたいと思います。
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以下、本論↓
リタイアメントとは、生活資金の源泉を労働市場から資本市場に移すことをいう。
自分の愛読している橘玲の著書の一つに記述されている言葉です。
see. http://ameblo.jp/researcher/entry-10080729245.html
はっきり言って、厳然たる事実以外のなにものでもないですね。
昨今、後期高齢者医療制度の関連で貧しい高齢者の映像がお茶の間を賑わせているけど、果たして彼等に対する同情は本当に必要なのかと思ったりもします。つまり「アリとキリギリスの寓話」を思い出すのです。リタイアメントに対する準備をキチンとしてこなかった人間に対する施しはしかるべきことなのか少し疑問です。
最近の(っていうか恒常的に)メディアの論調は、(経済的)弱者である高齢者を救うべきだみたいなことを言ってるけど(判官贔屓の国だからね)、ちょっと前までは我が国の個人資産の大半は高齢者が保持してるとか、金を持ってる高齢者をターゲットにした商品開発が重要とか言ってなかったけ?マスゴミは健忘症にかかったのかと他人ごとながら心配してしまいます。
あと高齢者をターゲットにした詐欺事件とかも報道されてますが、けっこうな額のお金が詐欺られてる気がします。けっこうな支払い能力を保持した高齢者もいるということですね。
要は、高齢者には「金持ちの高齢者」と「月並みな高齢者」と「貧しい高齢者」がいるわけで、世相やポピュリズムに棹されて、高齢者の一部分を全ての高齢者の代表と誤解されるかのような報道をするのはいかがなものかということです。
それに弱者は高齢者だけじゃないからね。しかも、高齢者は高齢者となるまでの間に充分な時間(準備期間)があったはず。そして、高齢になれば労働市場からの退出を求められることも十分過ぎるほど分かっていたはずです。世界一豊かな国「日本」で、充分な時間があり、将来起こりうることも明確に分かっていたにも関わらず、漠然と無為な時間を過ごしてきた人達にあまり同情の念は起こりません。しかも、コンキチ達が将来得られないであろう年金を、彼等はしっかりGETしてるし(コンキチは年金が破綻するか、消費税が超絶高くなると思っています)。
リタイアメントに向けた準備を努々忘れぬよう、心していきたいと思います。
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2008年5月22日木曜日
マクロサイクリックムスク (9) Exaltolide (ii)
Exaltolideの合成法の続きのメモです。(マクロサイクリックムスクのレビュー(The Synthesis of Macrocyclic Musks Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)からです)
前回メモしたルートとはことなり、対応するヒドロキシ酸(15-hydroxypentadecanoic acid)のラクトン化を経た合成法です。
まずは、ヒドロキシ酸の合成から↓
ref. Okino. H., Taoka, A., and Nemura, N. Ed.:Lawrence, B. M., Mookherjee, B. D., and Willis, B. J., 18, 735-760. 1988. Amsterdam, Elsevier. Developments in Food Science.; JP Patent 1052739, 1987, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1989, 111, 57073.; JP Patent 63301845, 1987, Kao Crop.; Chem. Abstr., 1989, 111, 38881.
ペンタデカンの発酵により、α,ω-ジカルボン酸が生成(最適条件で、ジカルボン酸を100 g/Lで製造できる)。SBH-DMSOによる還元は42% yield。高圧水添だと86% yield。
ref. US Patent 5693828, 1996, International Flavours & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1997, 128, 66324.; WO Patent 9706156, 1995, Toray Industries., Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1997, 126, 225208.
Claisen縮合、加水分解-脱炭酸、Woiff-Kischner還元。なんか教科書的なトランスフォーメーションですね♥
ref. JP patent 43004262, 1965, Takasago Perfumery Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1969, 70, 19927.
1 step目のラジカル付加は反応温度150℃ってことだけど、圧かけてるのかな?続くZnCl2を使った開環は無水酢酸中でthermolysisだとか(凄い条件だと思う)。
さて、次は「ヒドロキシ酸→Exaltolide」のトランスフォーメーションです↓
ref.US Patent 2020298, 1935, Dupont de Nemours & Co.; Chem. Abstr., 1939, 33, 7816.; J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.
ヒドロキシ酸の重合-解重合による合成法で、解重合時に触媒が必要で、こんな触媒が報告されているようです。
KAl(ethyldigol)3(OCOC17H35) (US Patent 4499288, 1979, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1985, 103, 37510.)
Bu2SnO (JP Patent 4046173, 1990, Nippon Kogyo K.K.; Chem. Abstr., 1992, 117, 26317.)
Bu2SnO + (PhO)3P (JP Patent 50069088, 1973; Chem. Abstr., 1976, 84, 43335.)
Zn(OAc)2・2H2O (JP Patent 3284672, 1990, Nippon Mining Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1992, 116, 194174.)
MgCl2 (J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.)
Bu2Sn(OH)OSn(Cl)Bu2 (JP Patent 62087248, 1985, Kuraray Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1987, 107, 238904.)
Ti(OiPr)4 on montmorillonite (US Patent 4218379, 1977, Emery Industries, Inc.; Chem. Abstr., 1980, 93, 220792.)
Ti(OBu)4 (JP Patent 55002640, 1978, Shiono Koryo Kaisha, Ltd.; Chem. Abstr., 1980, 93, 71823.)
PbO (JP Patent 48028488, 1971, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1973, 78, 158968.)
(MeO)3Al (JP Patent 47025071, 1969, T. Hsegawa Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1972, 77, 126010.)
ref. US Patent 2417151, 1941, Givaudan-Delawann Inc.; Chem. Abstr., 1941, 35, 3649.; Helv. Chim. Acta, 1943, 26, 1155.; Helv. Chim. Acta, 1942, 25, 965.; Helv. Chim. Acta, 1943, 26, 849.; EP Patent 739889, 1996, Hul A.G.; Chem. Abstr., 1996, 125, 329885.
ヒドロキシ酸をグリセロールとのエステルに誘導し、減圧下加熱してエステル交換する。ラクトンと一緒に留出してきたグリセロールはリサイクル。
今回はこんなところです。
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前回メモしたルートとはことなり、対応するヒドロキシ酸(15-hydroxypentadecanoic acid)のラクトン化を経た合成法です。
まずは、ヒドロキシ酸の合成から↓
ref. Okino. H., Taoka, A., and Nemura, N. Ed.:Lawrence, B. M., Mookherjee, B. D., and Willis, B. J., 18, 735-760. 1988. Amsterdam, Elsevier. Developments in Food Science.; JP Patent 1052739, 1987, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1989, 111, 57073.; JP Patent 63301845, 1987, Kao Crop.; Chem. Abstr., 1989, 111, 38881.
ペンタデカンの発酵により、α,ω-ジカルボン酸が生成(最適条件で、ジカルボン酸を100 g/Lで製造できる)。SBH-DMSOによる還元は42% yield。高圧水添だと86% yield。
ref. US Patent 5693828, 1996, International Flavours & Fragrances Inc.; Chem. Abstr., 1997, 128, 66324.; WO Patent 9706156, 1995, Toray Industries., Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1997, 126, 225208.
Claisen縮合、加水分解-脱炭酸、Woiff-Kischner還元。なんか教科書的なトランスフォーメーションですね♥
ref. JP patent 43004262, 1965, Takasago Perfumery Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1969, 70, 19927.
1 step目のラジカル付加は反応温度150℃ってことだけど、圧かけてるのかな?続くZnCl2を使った開環は無水酢酸中でthermolysisだとか(凄い条件だと思う)。
さて、次は「ヒドロキシ酸→Exaltolide」のトランスフォーメーションです↓
ref.US Patent 2020298, 1935, Dupont de Nemours & Co.; Chem. Abstr., 1939, 33, 7816.; J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.
ヒドロキシ酸の重合-解重合による合成法で、解重合時に触媒が必要で、こんな触媒が報告されているようです。
KAl(ethyldigol)3(OCOC17H35) (US Patent 4499288, 1979, National Distillers and Chemical Crop.; Chem. Abstr., 1985, 103, 37510.)
Bu2SnO (JP Patent 4046173, 1990, Nippon Kogyo K.K.; Chem. Abstr., 1992, 117, 26317.)
Bu2SnO + (PhO)3P (JP Patent 50069088, 1973; Chem. Abstr., 1976, 84, 43335.)
Zn(OAc)2・2H2O (JP Patent 3284672, 1990, Nippon Mining Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1992, 116, 194174.)
MgCl2 (J. Am. Chem. Soc., 1936, 58, 654.)
Bu2Sn(OH)OSn(Cl)Bu2 (JP Patent 62087248, 1985, Kuraray Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1987, 107, 238904.)
Ti(OiPr)4 on montmorillonite (US Patent 4218379, 1977, Emery Industries, Inc.; Chem. Abstr., 1980, 93, 220792.)
Ti(OBu)4 (JP Patent 55002640, 1978, Shiono Koryo Kaisha, Ltd.; Chem. Abstr., 1980, 93, 71823.)
PbO (JP Patent 48028488, 1971, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1973, 78, 158968.)
(MeO)3Al (JP Patent 47025071, 1969, T. Hsegawa Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1972, 77, 126010.)
ref. US Patent 2417151, 1941, Givaudan-Delawann Inc.; Chem. Abstr., 1941, 35, 3649.; Helv. Chim. Acta, 1943, 26, 1155.; Helv. Chim. Acta, 1942, 25, 965.; Helv. Chim. Acta, 1943, 26, 849.; EP Patent 739889, 1996, Hul A.G.; Chem. Abstr., 1996, 125, 329885.
ヒドロキシ酸をグリセロールとのエステルに誘導し、減圧下加熱してエステル交換する。ラクトンと一緒に留出してきたグリセロールはリサイクル。
今回はこんなところです。
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2008年5月21日水曜日
損失回避
先日、とあるSCへと出かけた折、同SCのフード・コートに出店していたリンガーハットで昼食をとったのですが、
(長崎)ちゃんぽんが激マズでした!!!(怒)
具体的に何がダメだったかというと、麺が全然ダメでしたね。っていうか完璧伸びてた。で、その伸び加減があまりに酷かったので、店員に文句を言ったら(人生で初めて飲食店で文句いったね)、即作り直してくれました。まあ、分かればいいんだよと一旦は怒りを収めたコンキチでしたが、
再提供されたちゃんぽんの麺も、さっきよりはマシといった感じのふにゃふにゃした麺でしたから!!!(怒怒)
麺のあまりのふにゃふにゃ加減に気をとられて気付かなかったけど、なんか麺が以前と変わっているっぽい気がした。
なんでこんなに不味い麺にしたのか分かんないけど、2004年から収益力がガタ落ちっぽいね、この会社。ジリ貧だね。
リンガーのちゃんぽんって、メチャクチャうまい~!!!ってわけじゃないけど、チャーン店にしてはそこそこ美味くて、あと野菜がけっこう入っていてヘルシー感があり、ラーメンよりも調理感があって、そこそこのバリューを感じてたんだけどな。商品設計も、ラーメンじゃなくてちゃんぽんとおうところに軽くニッチをついた感じがしていたんだけど。今回の件、残念です。とりあえず、コンキチのもう二度といかない店のリストにランクインしましたね。
さて、前置きが長くなりましたが、コンキチはリンガーハットに行き、期待していたものとは全く異なる不味いちゃんぽんを提供されて、損失を感じました。
ところで行動経済学によると、人は、同程度であっても利得よりも損失を強く感じるのだそうです。なので、コンキチは今回の件で、ちゃんぽん1杯450円以上の損失を感じました。自分が払った金額以上の損失を感じたのです。結果、損失を回避するため、もう二度とリンガーハットには行くまいという気持ちでいっぱいになりました。
CRMやフレンドリー・サーヴィスは当然と受け取られ、落ち度は深く心に刻み込まれる。B2Cビジネスの失速とかCSダウンって、損失回避の集積の結果なのかなと思うコンキチでした。接客業の方々には個人的に肝に命じておいて欲しいですね。だって、顧客はいい気分になりたいがためにあなたの(働く)店を訪れるのだから。
以上、二流大出の一消費者の呟きでした。
PS(リンガーのちゃんぽんメモ)
ちなみに自分、学生時代にリンガーでバイトしてたことがあるんですが、リンガーのちゃんぽん麺って芯の三分の一を残さないといけないんだよね(これがちゃんぽん版アルデンテ)。そうすることでリンガー独特の触感が生まれる(基本的に規定時間、規定温度で茹でればいんだけど、超混んでる時とか、麺を上げ忘れると、ちょっといただけないね。)
あと、ちゃんぽんって作り手によって味が凄く変わります。スープはポークエキスという(多分)濃縮したエキスを溶いたもの。具材もカットしてあって、入れる分量も決まってる。でも、ラーメンと違って、調理っていうプロセスが多い(=裁量が多い)。特に(味ピーっていう)調味料を豚肉・魚貝類(っていうか海老とイカね)と絡めて炒める際に微妙に焦がすんだけど、そのやり方如何で、できあがったスープのコクが全然違うんだよね。で、このスープのコクを出せる人って殆どいないね(コンキチもだせませんでした)。
チェーン店が手がける品としては、リスク高い商品なのかもしれないと最近思いました。
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(長崎)ちゃんぽんが激マズでした!!!(怒)
具体的に何がダメだったかというと、麺が全然ダメでしたね。っていうか完璧伸びてた。で、その伸び加減があまりに酷かったので、店員に文句を言ったら(人生で初めて飲食店で文句いったね)、即作り直してくれました。まあ、分かればいいんだよと一旦は怒りを収めたコンキチでしたが、
再提供されたちゃんぽんの麺も、さっきよりはマシといった感じのふにゃふにゃした麺でしたから!!!(怒怒)
麺のあまりのふにゃふにゃ加減に気をとられて気付かなかったけど、なんか麺が以前と変わっているっぽい気がした。
なんでこんなに不味い麺にしたのか分かんないけど、2004年から収益力がガタ落ちっぽいね、この会社。ジリ貧だね。
リンガーのちゃんぽんって、メチャクチャうまい~!!!ってわけじゃないけど、チャーン店にしてはそこそこ美味くて、あと野菜がけっこう入っていてヘルシー感があり、ラーメンよりも調理感があって、そこそこのバリューを感じてたんだけどな。商品設計も、ラーメンじゃなくてちゃんぽんとおうところに軽くニッチをついた感じがしていたんだけど。今回の件、残念です。とりあえず、コンキチのもう二度といかない店のリストにランクインしましたね。
さて、前置きが長くなりましたが、コンキチはリンガーハットに行き、期待していたものとは全く異なる不味いちゃんぽんを提供されて、損失を感じました。
ところで行動経済学によると、人は、同程度であっても利得よりも損失を強く感じるのだそうです。なので、コンキチは今回の件で、ちゃんぽん1杯450円以上の損失を感じました。自分が払った金額以上の損失を感じたのです。結果、損失を回避するため、もう二度とリンガーハットには行くまいという気持ちでいっぱいになりました。
CRMやフレンドリー・サーヴィスは当然と受け取られ、落ち度は深く心に刻み込まれる。B2Cビジネスの失速とかCSダウンって、損失回避の集積の結果なのかなと思うコンキチでした。接客業の方々には個人的に肝に命じておいて欲しいですね。だって、顧客はいい気分になりたいがためにあなたの(働く)店を訪れるのだから。
以上、二流大出の一消費者の呟きでした。
PS(リンガーのちゃんぽんメモ)
ちなみに自分、学生時代にリンガーでバイトしてたことがあるんですが、リンガーのちゃんぽん麺って芯の三分の一を残さないといけないんだよね(これがちゃんぽん版アルデンテ)。そうすることでリンガー独特の触感が生まれる(基本的に規定時間、規定温度で茹でればいんだけど、超混んでる時とか、麺を上げ忘れると、ちょっといただけないね。)
あと、ちゃんぽんって作り手によって味が凄く変わります。スープはポークエキスという(多分)濃縮したエキスを溶いたもの。具材もカットしてあって、入れる分量も決まってる。でも、ラーメンと違って、調理っていうプロセスが多い(=裁量が多い)。特に(味ピーっていう)調味料を豚肉・魚貝類(っていうか海老とイカね)と絡めて炒める際に微妙に焦がすんだけど、そのやり方如何で、できあがったスープのコクが全然違うんだよね。で、このスープのコクを出せる人って殆どいないね(コンキチもだせませんでした)。
チェーン店が手がける品としては、リスク高い商品なのかもしれないと最近思いました。
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2008年5月17日土曜日
マイ・フェア・バリュー
今日の日記は純粋に酒呑みの日記です。
さて、
超久しぶりに東京に行ってきました。しかも、東京駅に。で、東京駅のエキナカを軽くジャブ程度にふらついていたら、凄い店発見しました!
店の名前は、
はせがわ酒店
http://www.hasegawasaketen.com/
(しかもちょっとシャレたバーも備えている)
エキナカ内の狭い店舗に処狭しと並ぶは、日本酒、焼酎、ワインに集中(ビールとかもある)。特に日本酒に集中してますね。しかも、プレミアム銘柄を含んだ優れた銘柄がフェア・バリューで店頭に並んでいます。
自称「趣味: 晩酌」のコンキチが軽くみたかんじでは、
八海山(の何だかは忘れた)、浦霞の禅、富乃宝山(1,500円)、吉兆宝山(1,500円)、宝山情熱シリーズ(2,050円)とかは明らかにフェア・バリューだったと思う!
どうですか?人気日本酒とか焼酎とかをプレミアム価格で恥ずかし気もなく販売している東証1部上場の某大手スーパーさん!CSRの意味をきちんと理解してますか?
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さて、
超久しぶりに東京に行ってきました。しかも、東京駅に。で、東京駅のエキナカを軽くジャブ程度にふらついていたら、凄い店発見しました!
店の名前は、
http://www.hasegawasaketen.com/
(しかもちょっとシャレたバーも備えている)
エキナカ内の狭い店舗に処狭しと並ぶは、日本酒、焼酎、ワインに集中(ビールとかもある)。特に日本酒に集中してますね。しかも、プレミアム銘柄を含んだ優れた銘柄がフェア・バリューで店頭に並んでいます。
自称「趣味: 晩酌」のコンキチが軽くみたかんじでは、
八海山(の何だかは忘れた)、浦霞の禅、富乃宝山(1,500円)、吉兆宝山(1,500円)、宝山情熱シリーズ(2,050円)とかは明らかにフェア・バリューだったと思う!
どうですか?人気日本酒とか焼酎とかをプレミアム価格で恥ずかし気もなく販売している東証1部上場の某大手スーパーさん!CSRの意味をきちんと理解してますか?
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2008年5月14日水曜日
マクロサイクリックムスク (8) Exaltolide (i)
C15のマクロサイクリックラクトンの中で、最もメジャーと思われるcyclopentadecanolideの合成法です。
(マクロサイクリックムスクのレビュー(The Synthesis of Macrocyclic Musks Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)からです)
まず↓
ref. J. Am. Chem. Soc., 1968, 90, 817.; J. Org. Chem., 1970, 35, 3059.; US Patent 3925421, 1973, Research Corp.; Chem. Abstr., 1976, 84, 73673.; US Patent 3776926, 1968, Reseach Corp.; Chem. Abstr., 1972, 77, 61273.
工業的ルートらしいのですが、中間体が酸素を沢山含む過酸化物で、なんかおっかなそうです。
次は、cyclododecanoneを出発原料に用いたルート(ちょっと長いです)
ref, DE Patent 2026056, 1970, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1971, 75, 5739.; Helv. Chim. Acta., 1971, 54, 2889.
この二環系のエノールエーテルが重要中間体となります。この中間体の他の合成法としては↓
とか
ref. DE Patent 2136496, 1971, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1973, 78, 111162.
とか
ref. Tetrahedron, 1996, 7297.
cyclododecanoneから収率73%で調製可能。
ってなのがあります。で、この二環系エノールエーテルからcyclopentadecanolideへの誘導法はというと↓
ref. DE Patent 2410859, 1974, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1976, 84, 30931.; SU Patent 694510, 1978, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Scieneces, USSR; Chem. Abstr., 1980, 92, 128761.; J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1972, 1078.; Synthesis, 1980, 64.; US Patent 4187222, 1977, Bayer A.G.; Chem. Abstr., 1979, 90, 151607.; DE Patent 3224707, 1982, Huels A.G.; Chem. Abstr., 1984, /100, 209646.
上の式の続きのステップ↓
ref. EP Patent 512348, 1991, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1993, 119, 117145.; BR Patent 8108358, 1981, Brazil; Chem. Abstr., 1984, 100, 138981.; SU Patent 1133274, 1982, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Sciences, USSR; Chem. Abstr., 1985, 102, 203884.
CetolodeのClemmensen還元による報告例もあり(SU Patent 810693, 1979, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Sciences, USSR; Chem. Abstr., 1981, 95, 34858.
他の経路↓
ref. US Patent 5214163, 1993, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1993, 118, 38778.; US Patent 3890353, 1969, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1971, 75, 5739.; EP Patent 424787, 1989, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1991, 115, 239362.
Radical fragmentation-ring openingで使うReagentは
a) Na2S2O5, Na2SO3でExaltolide : cyclopentadecenolide = 2 : 1, 67% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide)
b) Cu(OAc)2/FeSO4でExaltolide : cyclopentadecenolide = 1 : >9, 72% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide)
c) ジアルキルペルオキシドを加熱してExaltolide : cyclopentadecenolide = 9 : <1, 73% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide) それから↓
ref. J. Am. Chem. Soc., 1977, 99, 7359.(CoreyとNicolaouの仕事); JP Patent 1090182, 1987, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1989, 111, 134017.
Baeyer-Villiger, 分子内エステル交換反応の2 stepsで70% yield。
別経路↓
ref. Tetrahedron Lett., 1982, 3521.; Tetrahedron Lett., 1993, 6107.
次に続く...
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(マクロサイクリックムスクのレビュー(The Synthesis of Macrocyclic Musks Synthesis, 1999, 10, 1707-1723.)からです)
まず↓
ref. J. Am. Chem. Soc., 1968, 90, 817.; J. Org. Chem., 1970, 35, 3059.; US Patent 3925421, 1973, Research Corp.; Chem. Abstr., 1976, 84, 73673.; US Patent 3776926, 1968, Reseach Corp.; Chem. Abstr., 1972, 77, 61273.
工業的ルートらしいのですが、中間体が酸素を沢山含む過酸化物で、なんかおっかなそうです。
次は、cyclododecanoneを出発原料に用いたルート(ちょっと長いです)
ref, DE Patent 2026056, 1970, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1971, 75, 5739.; Helv. Chim. Acta., 1971, 54, 2889.
この二環系のエノールエーテルが重要中間体となります。この中間体の他の合成法としては↓
とか
ref. DE Patent 2136496, 1971, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1973, 78, 111162.
とか
ref. Tetrahedron, 1996, 7297.
cyclododecanoneから収率73%で調製可能。
ってなのがあります。で、この二環系エノールエーテルからcyclopentadecanolideへの誘導法はというと↓
ref. DE Patent 2410859, 1974, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1976, 84, 30931.; SU Patent 694510, 1978, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Scieneces, USSR; Chem. Abstr., 1980, 92, 128761.; J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1972, 1078.; Synthesis, 1980, 64.; US Patent 4187222, 1977, Bayer A.G.; Chem. Abstr., 1979, 90, 151607.; DE Patent 3224707, 1982, Huels A.G.; Chem. Abstr., 1984, /100, 209646.
上の式の続きのステップ↓
ref. EP Patent 512348, 1991, Haarmann & Reimer GmbH; Chem. Abstr., 1993, 119, 117145.; BR Patent 8108358, 1981, Brazil; Chem. Abstr., 1984, 100, 138981.; SU Patent 1133274, 1982, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Sciences, USSR; Chem. Abstr., 1985, 102, 203884.
CetolodeのClemmensen還元による報告例もあり(SU Patent 810693, 1979, Institute of Heteroorganic Compounds, Academy of Sciences, USSR; Chem. Abstr., 1981, 95, 34858.
他の経路↓
ref. US Patent 5214163, 1993, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1993, 118, 38778.; US Patent 3890353, 1969, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1971, 75, 5739.; EP Patent 424787, 1989, Firmenich S.A.; Chem. Abstr., 1991, 115, 239362.
Radical fragmentation-ring openingで使うReagentは
a) Na2S2O5, Na2SO3でExaltolide : cyclopentadecenolide = 2 : 1, 67% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide)
b) Cu(OAc)2/FeSO4でExaltolide : cyclopentadecenolide = 1 : >9, 72% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide)
c) ジアルキルペルオキシドを加熱してExaltolide : cyclopentadecenolide = 9 : <1, 73% yield (Exaltolide + cyclopentadecenolide) それから↓
ref. J. Am. Chem. Soc., 1977, 99, 7359.(CoreyとNicolaouの仕事); JP Patent 1090182, 1987, Soda Aromatic Co., Ltd.; Chem. Abstr., 1989, 111, 134017.
Baeyer-Villiger, 分子内エステル交換反応の2 stepsで70% yield。
別経路↓
ref. Tetrahedron Lett., 1982, 3521.; Tetrahedron Lett., 1993, 6107.
次に続く...
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