我が国が誇る世界的なストラテジストである大前研一氏の古典的著作「企業参謀この本の出版当時、氏も若かったかめか、現在と比較してかなり謙虚な表現で文章が綴られていますね。内容もかなり堅実と思いました。
先日、「日本の真実
特に、小泉-竹中路線をケチョンケチョンにけなしていたのには軽く驚きました。(経済オンチの)コンキチは小泉-竹中の政策を結構評価していたのですが(っていうかかなり希有な政権と思っていました)、彼等の政策は全然意味ないと一等両断ですからねえ(コンキチはそんなことないと思ってますが)。まあ、だから大前研一氏は過去の選挙において敗北を喫したのかなと思います(オブラートに包まずに言い過ぎたため?詳細は不明ですが、結果からみると、世界に冠たるシトラテジストも選挙戦においてはそのマーケティング力を存分に発揮できなかったようです)。
脱線しましたが、「企業参謀」の話に戻ります。で、この書籍を読んでコンキチが一番驚いたのは、冒頭に書かれてある日本の床屋の話です。その話が、まるっきりQBハウスと一緒なんですよね。つまり、大前研一は齢32にしてQBハウスのビジネスモデルをその頭脳に持っていたわけです。その慧眼に現在32歳のコンキチは敬意を示さずにはいられません。
年をとってちょっっと灰汁が強くなってきたようにも思いますが、大前研一氏は今でも希有なストラテジストであることに変わりないことは近年の論考をみれば瞭然かとは思います。
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