2008年7月15日火曜日

ハイリスク

とりあえず、ボーナスの一部で

a) 金価格連動型上場投資信託(最小ロットの10口ね)
b) 単元未満株(SBIイートレード証券のS株を利用)

を買い増ししたコンキチです(貧乏なので小額です)。日本株の方はこれからも継続的にゆっくり買い増ししていこうかと思ってます。

さて、巷では長期投資は比較的リスクの低い投資法であるというコンセンサスが形成されているように感じる今日この頃。はっきり言ってそんなのウソっぱちだと毒づくコンキチです。実際は、長期投資こそハイリスクな投資の代名詞的存在といっても過言ではないでしょう。

ちなみに金融チックな話の文脈で、リスクとは不確実性を意味することは自明と思います。

あと、(日本の)オークション方式で売買される株式(東証とか大証に上場している株とJASDAQの一部ね)には値幅制限があります。

それから、時間軸を基準とした株式の投資or投機手法には

1) デイトレード
2) スイングトレード
3) 長期投資

があると思います。

で、まずデイトレードについて考えます。ジェイコム男として有名になった人が実践していた手法ですね。世間一般ではハイリスク投資(っていうか投機)のイメージが高いと思うけど、リスク(不確実性)は小さい。何故なら、利益も損失も値幅制限以内に収まるから。例えば、1,000円の株だったら値幅制限は上下200円。なので、損益は20%の範囲内。つまり、デイトレでどんなに損しても20%までなんだよね。


次に、スイングトレード。保有期間には人それぞれ幅があると思うけど、保有期間5日で考えてみる。例えば、1,000円の株が5営業日S高を連発されると2,200円、S安を連発させると400円になる(計算間違ってなければね)。儲けは最大120%、損失は最大60%。デイトレよりハイリスクだよね


最後に長期投資について考えてみると、保有期間が長くなれば長くなるほど儲けと損失のレンジが拡大していく。最もリスク(不確実性)の高い投資法だよね。長期投資で高いリターンが(あくまで)期待できるのは、大きなリスクをとっているからに他ならないということ。


以上、コンキチの愛読書である、臆病者のための株入門」(橘玲著)の受け売りでした。

本書では、

<引用開始>
10歳の子供でも、明日のことならそれなりに正確に予測できる。朝起きて、ご飯を食べて、学校に行って.....。でも、30年後の自分はどうだろう。統計的に平凡なサラリーマン生活を送っている確率が高いけれど、もしかしたら大成功して憧れの「ヒルズ族」になっているかもしれない。長期の予測が困難だからこそ、ひとは"夢"を持てるのだ。
このように考えれば、「長期投資ほどリスクが大きい」ということがだれにでもわかるだろう。リスクはリターンの源泉であり、リスクが大きいからこそ大きな富を創造できるのだ。
<引用終了>

とあります。

どうでしょう、皆さん。あなたも明日から、


長期投資ほどリスクが大きい投資はない


と叫んでみませんか?


あと、Greg Mankiw's Blogから引用↓

Optimism about U.S. stocks among newsletter writers slid to the lowest level since July 1994.

Contrarians view this as good news. In this regard, note that 1994 was a pretty good time to buy stocks.


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