先日、産経新聞の朝刊全紙をそのままのレイアウトで無料で読めるiPhoneアプリの話をブログに書きました↓
http://researcher-station.blogspot.jp/2008/12/blog-post_16.html
でその後、こんな記事を発見しました↓
産経新聞、なぜ無料でiPhoneに 「失敗続き」の電子新聞チャレンジに手応え
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/19/news042.html
で、記事の中で、
アプリの無料配信は「新聞の無料試読制度のようなもの」と位置付けており、いつまで無料で提供するかは未定だ。「なんとか軌道に乗せるため、ビジネスモデルを検討中」で、有料化や新たな広告モデルを探っていく。アプリを使って「来年春までいろんな実験をしたい」という。
だそうです。
なんか、この記事を読んでると、エンドユーザーからの課金しか考えてないような印象を受けます。
ちなみにこのアプリ、公開翌日には、App Storeの無料アプリの人気ランキングでトップになったほど反響が高かったそうです(ちなみに、このブログを書いている現在もランキングトップで、1,033件のレビューが掲載されている)。最近、日本でのアップルのiPhoneのCMを見ると、App Storeからの魅力的なアプリがダウンロードできることをiPhoneの魅力としてクローズアップしているように思います。
産經新聞のアプリは、iPhoneの魅力を向上させる力があると思うんだけど、それは無料という部分も大きいと思う。例えアプリを有料にしたとしても、そこから上がる収益はたいした事ないと思う。
なので、産經新聞はエンドユーザーからではなく、アップルやソフトバンクといったプロバイダーから継続的に課金できるビジネスモデルを構築すべきなんじゃないかと思うんだけど、どうでしょうか?今のままだと(プロバイダーに課金してないと仮定して)、産經新聞は、アップルやソフトバンクにフリーランチをプレゼントしているだけのように思うのだけれど。
以上、二流大出のなんちゃって研究員の素人の戯言でした。
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2008年12月21日日曜日
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