とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Monday, May 4, 2009

ペルソナ


←羊です。
←コンキチの父親が、実家で趣味で飼っている羊です。









しかも、全部で5頭います(全部趣味と食欲で飼っています)↓



閑話休題


連休前半、実家に帰省していたのですが、その間に本を読んでみました。こんな本です↓










最近コンキチの愛読している海堂尊の著作に登場するロジカルモンスター白鳥圭輔(コンキチはそれほどモンスターとは感じないが)を軽く凌駕する佐々木敏氏の陰謀論をベースにした政治シミュレーション恋愛小説です。

タイトル中の「龍」とは中国のことで、中国を中心とした各国の本音と建前(ペルソナ)が(政治素人のコンキチには)リアルかつディープ描写されていてかなり興奮させられました。

で、仮面(ペルソナ)っていうのがこの物語のキーワードになってきます。要は、人間には意外と言論の自由っていうのはないということ。特に責任が大きい立場(ペルソナ)にたてばたつほど、応分の役割(ペルソナ)に対応した発言や行動をとらざるを得ないのです。コンキチは非常にシンパシーを覚えました。それ相応の立場の人が身もふたもない事をいうと信頼を失っちゃうからね。だれもその人についていかなくなる。故に、人の挙動はそのペルソナに制約されてしまう。


ペルソナに言動や行動が制約されてしまうっていう事象は、特別なことじゃないと思う。例えば、サイエンチストがカルト発言連発したらキワモノ扱いされるし。国家権力様や聖職者が不適切な嗜好を持っていることがばれればヤバイよね。

夫が夫としてのペルソナを全うし、妻が妻としてのペルソナを全うしなければ、夫婦は崩壊するでしょう(自分、恥ずかしながら崩壊寸前かもしれません)。

あと、未成年でもペルソナによる制約があると思います。教師(聖職者?)から押し付けれる優等生としてのペルソナであったり、番長(死語)としてのペルソナ。部活にキャプテンとしてのペルソナetc.

ペルソナとはある種の社会的要請であり、その役割を完遂できなかった場合のリスクは、完遂することで得られるベネフィットよりも高い(ような気がする)。そんな感想を抱きました。

とまあ、色々素人(コンキチ)のゴタクを並べてきましたが、それとは一切関係なく、掛け値無しに氏の著作は絶品ですね!是非読んだ方がいいと思います。視野が広がること請け合いと思います。

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