2009年10月11日日曜日

JR東:コングロマリット・プレミアムの真実 (1)

コンキチの息子が久しぶりに買った週刊ダイヤモンドに夢中です。

というのも、特集記事が↓


知られざるコングロマリット JRの秘密


で、プラレールの記事に食いついているというわけです。


閑話休題


この特集記事では、JR各社の収益力の比較と、戦略、多角化への動きをまとめたものです。旧国鉄から分割民営化されたJRは、「東」「東海」「西」「北海道」「四国」「九州」「貨物」の7社があり、各社の特徴はこんな感じのようです↓

a) 「東」: 圧倒的なトラフィック。巨大な鉄道インフラを基盤として、多角化展開。
b) 「東海」: 本業に集中。ドル箱の新幹線事業に特化。リニア中央新幹線構想。
c) 「西」: 安全と信頼回復が至上命題のようです。
d) 「北海道」: DMV(鉄道車両の1/5のコスト)開発。北海道新幹線開通による観光客期待。一度も営業黒字を出したことがない。
e) 「四国」: 高速道路無料化は致命的。自助努力の域を超えている。と語る社長。一度も営業黒字を出したことがない。
f) 「九州」: 2004年から営業利益黒転。本業は営業赤字も、非運輸事業好調。上場への道。
g) 「貨物」:厳しい経営。モーダルシフトに期待。

で、コンキチが思ったのは、JR東は別格ということ。前にもブログで書いたけど、圧倒的なトラフィックとインフラは、はっきり言って模倣不可能。そして、その周辺領域に多角化しているんだけど、個人的にJR東のそれは多角化のお手本と思います。
see http://researcher-station.blogspot.jp/2009/09/blog-post_4412.html

多角化の失敗(多悪化)企業の代表例としては、ソニーや日立製作所が挙げられると思います。で、多悪化企業とJR東とはどこが違うのか?なんてことをしばらく妄想しようかと思います。


つづく.....

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