とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Monday, January 10, 2011

フッ化アリールをつくりましょう

(昨年)こんな文献を読んでみました↓

Efficient Synthesis of Aryl Fluorides
Angew. Chem. Int. Ed., 2010, 49, 2219-2222.


ArBrをGrignard試薬に誘導し、フッ素化剤(N-F reagent)と反応させてF化するというお話です。

で、フッ素化剤(N-F reagent)のスクリーニングはこんな感じ↓


N-F reagent
temp. (℃)
Yield (%)
Anisole (%)
selectfluor
0
0
-
F-TMP-BF4
0
0
-
selectfluor (inverse addition)
0
32
4
F-TMP-BF4 (inverse addition)
0
51
19

共溶媒について検討したところ、

THF (51% yield), Et2O (24%), dioxane (35%), PhMe (63%), C6H5CF3 (59%), CH2Cl2 (30%), heptane (81%), CH3OC4F9 (79%)

でした。

で、 heptaneとCH3OC4F9を、それぞれ、共溶媒に使って基質一般性について検討しています。結果は18 examples, up to 81% (33-81%)。

トランスフォーメーション的には魅力的と思います。収率があと一歩というところでしょうか?


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