2019年12月2日月曜日

孤独のグルメ聖地巡礼 in 小川町:南インドカレーがそこにある!

ども、孤独のグルメ大好き少年中年のコンキチです。

11月29日に放送された孤独のグルメSeason 8 第9話は「東京千代田区御茶ノ水の南インドのカレー定食とガーリックチーズドーサ」でした。御茶ノ水は通称の地名で、より具体的な舞台(お店の住所)は神田小川町です。そう、ボクの大好きな神田エリアです。ということで、聖地巡礼してきました。

お店の名前は、

三燈舎 (SANTOSHAM)


住所:東京都千代田区神田小川町3-2 古室ビル2F
URL:https://santosham.tokyo

今年の5月にオープンした若いお店です。

番組で五郎さん(松重さん)が食べた【五郎'sセレクション】は
1. 濃厚ラッシー (誰もが愛せる名乳ラッシー ピリッと酸味がクセになる)
2. ガーリックチーズ ドーサ(ハーフ) (軽食と言う名のインドクレープ 色良し伸び良し香り良し)
3. サントウシャ ミールス (ケララの国の足し算定食 混ぜて育って エクスタシー)
4. えびカレーバナナの葉包み (過保護に包んだ長寿祈願)

ふらっとQUSUMIのコーナーで原作者の久住さんが食べたのは、
1. インディアン・チョップド・サラダ
2. マトンカレー  チェティナードマサラ
3. ゴッドファーザー (インドのビール)

です。

今回ボクは、五郎さんに習ってサントウシャ ミールスをセレクトしてみました(あと、黒ビールも)↓


-ライオン黒ビール(スリランカ) LION STOUT (SRILANKA) (700 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル
アルコール分:8%以上9%未満
瓶の裏側には、"ビア・ハンター、マイケル・ジャクソン氏が「この上面発酵ビールは柔らかくフレッシュなモカチョコレートのようだ」と絶賛した黒ビール"との記述がります。で、実際凄く旨いです。
チョコレート様、濃厚な糖蜜様、そして瓶に入ってるのにけっこう強いメタリックな香りがします。
味わいは、ハイ・ロースト、パウダリー(粉っぽさ)、味噌様、スイート、けっこう強い酸味が感じられ、超絶濃厚のフル・ボディーで、ワインをも想起させる香り高い香味。
このビール、間違いないです。

-SANTOSHAM MEALS (サントウシャ ミールス) (1,850 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
器の右下によそわれたカレーから反時計回り(左周り)に、チキンカレー (CHICKEN CURRY)、魚カレー (FISH CURRY)、パパド (PAPAD; お豆の煎餅)、トーレン (THORAN; 野菜炒め)、ラッサム (RASSAM; お野菜のスープ)、サンバル (SAMBAR; お豆のカレー)、バスマティライス (RICE)、バトウーラ (BATURA; 揚げたナン)、隠れて見えてないマサラワダ (MASALA WADA; お豆のコロッケ)の9点盛りセット。バナナリーフが敷かれていて、いい雰囲気です。ライスとサンバル、ラッサムはお替りできます。
で、感想なんですが↓
チキンカレーは、コンプリートにスープ状。辛さチョイ深めで、チョイ後引く。パウダリー感が少々あって、旨味深い。それから、フィニッシュに酸味も少々。具材のチキンは軽くスパイシーに下味がついてる感じで、均質感のある程よい弾力で噛み心地が良く美味しいです。あと、甘いハーブ(スパイス?)が入ってたです(噛んだ)。このチキンカレーはレヴェル高いです。
魚カレーなんだけど、ファースト・コンタクトの酸っぱクリーミーな味わいに度肝を抜かれました。こちらも完全にスープ状。今回の具材のお魚は鯖なんじゃないかなと思います。そして、カレーにフィッシー・テイストがハイレベルに融合しています(これは凄い!)。魚臭さは皆無で、"fishy"の良い香味だけが滲み出ている感じ。お魚(多分、鯖)もふっくらしていて旨いです。カレーと魚の究極融合形態だね。
パパドはパリッとした食感が最高にグッド!コンソメチックなあっさりテイスト。お豆の良い風味がよく出ていて大好きな味。
トーレンなんだけど、真っ赤な見た目とは裏腹にチョイ甘い(辛さはナッシング)。箸休めにどうぞ。
ラッサムは薄めのチョイア甘スープ。オレはちょっと水っぽく感じました。
サンバルはちょっと不思議なカレースープ。上層(上澄み)は酸味とエスニック調のやや薄めの味つけ。パクチーが浮いていて、それとのシナジーが弾ける。下層にはなんか具材が沈んでいて甘い。不均一感がなんか面白い一品。
バスマティライスは長粒米でもの凄く繊細な食感。長粒米は食べたことあるけど、これはこれまでに全く馴染みのない代物で、ホロホロと手応えなく崩れていく感触。味わいも馴染みがない。上品過ぎてなんだか落ち着かない。残念ながらちょっとボクの田舎者な口には合いませんでした。因みに、ウィキペディア情報によると、バスマティ(バースマティー)は「香りの女王」というヒンディー語に由来するようです。
バトウーラなんだけど、滅茶苦茶旨いぞ!絶品の領域!モッチモチの食感で、やんわり上品なスイート・テイスト。穏やかに程よく香ばしくって、とっても美味しい!
マサラワダはチョイスパイシーで普通かな?
いろんな種類の料理が食べれて楽しいです。中でもボク的には、チキンカレー、魚カレー、パパド、バトウーラがお気に入り。
おすすめの食べ方として、ミールスのカレーやスープを中央のご飯にかけて味をどんどん混ぜていくことが推奨されているけど、ボクは混ぜない方が好きでした。
ところで、このミールスには大きな欠点があると思いました。それは、冷めやすく、美味しさが半減してしまうこと。一品、一品が金属製の小さい器に盛られているので、超絶冷めやすいです。加えてライスも空隙が多くすぐ冷めます。

神田エリアはよくウロウロしてるので、次行ったときは、冷めにくい大皿カレーを注文しようと心に決めた二流大出のテクニシャン(研究補助員)の孤独のグルメ聖地巡礼ゴッコでした。


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