2019年1月5日土曜日

Poor Economics : セックスと制服と金持ちおじさん

夏に谷根千で流行ってるかもしれない根津にある居酒屋さんに行ったときのメモです。

-車屋 memo-

-活穴子白焼 (900 JPY excluding tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
薬味&調味料は柚子胡椒。柚子胡椒はかなり強力な濃い味。
穴子はぷりっぷり。注文してから捌いて焼いているようだ(なのでけっこう時間がかかる)。面白い味だけど、ボク的にはもっと硬くて締まった食感の穴子を塩(or 抹茶塩)と山葵で食べたかった。
柚子胡椒は強烈だけど、ぷりっぷりの大振りの穴子にちょっと載せて食べるとかなり良い。

-穴子天ぷら (680 JPY excluding tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
衣が厚くてゴワゴワしている。天つゆが付いてくるんだけど、これが"Hot"で驚いた。これは注目に値すると思う。Hot & Hotで合理的。
薬味は大根おろしとおろし生姜。塩で食べたかったので、お塩を持ってきてもらったんだけど、少し目の粗い塩(要は粗塩)で天ぷらにはイマイチ。ゴワついた衣は天つゆ仕様という気もする。

-鯖の一本寿し (1,000 JPY excluding tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
注文してから鯖を捌きはじめる(これに限らずお魚系はそう)。半身を全部使って9カットしたものが提供される。身には良い塩梅に塩を振っている。
ご飯はかなりネチョネチョしているが、これは良いネチョネチョ(こんなの初めて)。嫌な感じがせず絶妙な仕上がり。あと、ご飯には胡麻とゆかりチックなものが仕込まれている。
鯖自体の活きが良くて最高に旨い!

-生ビール (中) (600 JPY excluding tax)-

-萬歳楽 釼 山廃純米 (700 JPY excluding tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
原料米:五百万石 (晩植米)
原料米産地:石川県白山市
アルコール度数:16度
精米歩合:68%
仕込水:手取川水系伏流水
日本酒度:+8
酸度:1.8
アミノ酸度:1.5
雪冷えで提供される。
基本、鋭めの辛口で、根底に穏やかながら酸、甘、苦といった旨味がしっかり感じられる。芯の太さを感じさせる辛口に仕上がっている。
温度上昇に伴い、この"旨味"が強調される。
これは旨い。

-どぜうの唐揚げ (500 JPY excluding tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
美味しいんだけど、カラッと感がちょっと足りない。クセがなくて旨い身。穏やかながら、しかりしたbodyがある。


閑話休題


以前読んだ

"貧乏人の経済学
もういちど貧困問題を根っこから考える
Poor Economics
A Radical Rethinking of the Way to Fight Global Poverty"

で語られている、ケニアのJCとJKのセックス事情についてメモしようと思います。

貧しく教育を受けていない女性は、豊かで教育を受けた女性に比べてずっと避妊をしない傾向にあり、貧しい女性のあいだで現代的な避妊法の利用率は増えていないといいます(当時)。

そして、貧しい国ケニアの女子学生(調査開始時点で12-14歳の妊娠経験のない生徒)の追跡調査を行ったところ、彼女等の平均妊娠率は、

1年後:5%
3年後:14%
5年後:30%

だったそうです。ちょっと先進国では信じがたい数値かと思います。

早期の妊娠は、それ自体が望ましくないことに加えて、ケニアではHIV/AIDSの罹患リスクの上昇も意味するといいます。なので、ケニアの女学生の妊娠&HIV/AIDS罹患を抑制すべく、次の4つのプログラムが実施されました。

1) ABCD作戦
自制 (Abstain), 信仰心 (Be faithful), コンドーム (Condoms), あるいは死か (Death)の頭文字を取った性的禁欲プログラム。カリキュラムの指導方法について教師の研修を行い、学校でのエイズ教育に割かれる時間を増やした。結婚まではセックスするなと教えられ、コンドームは話題にされない。要は、婚外セックス禁止令
【結果】→ 効果なし(妊娠率変わらず)。

2) 金持ちおじさんプログラム
高齢男性のほうが若い男性に比べてHIVの感染率が高いという事実を教えた。
15-19歳の女性は同じ年齢層の男性と比べてHIVの感染率が5倍高い。このことから、若い女性は比較的感染率の高い年上の男性とセックスすると考えられる。
【結果】→ 効果あり
(経済力のある)年上男性(金持ちおじさん)とのセックスが激減するとともに、同年代の男性とコンドームをつけたセックスも促進。

1年後妊娠率
プログラム実施学校
3.7%
プログラム未実施学校
5.5%

年上の男性パートナー(金持ちおじさん)による妊娠が2/3も減った。

3) 制服プログラム
少女たちが学校に残りやすくするために、学校の制服代を負担する。
【結果】→ 効果あり
制服が提供された学校における10代の妊娠率が14%→11%に減少。
制服が無料になったことで学校に通い続けた少女の3人に2人は最初の妊娠を遅らせた。

4) ABCD作戦と制服プログラムを併用
【結果】→ 効果なし。
新しい性教育カリキュラム(ABCD作戦=婚外セックス禁止令)が制服配布のプラスの効果を帳消しに。これは興味深い


ハイ、以上の結果から次のようなストーリーが真実味を持ってきます、すなわち、

a) ケニアの少女たちは避妊しないでセックスすると妊娠することを十分に理解している。
b) 子供ができれば父親の男性は自分(少女たち)の面倒をみてくれる→十分な結婚資金のない若い男性よりも相対的に経済力のある年上の男性(金持ちおじさん)の子供を妊娠しようとする。
c) 制服配布という経済的援助は、少女たちが学校に残りやすくして、妊娠しなくてもいい理由を与えることで、出産率を下げる。
d) ABCD作戦(婚外セックス禁止令)は婚外セックスを阻止して結婚を奨励するので、少女たちは夫探しに向かい、制服配布の効果を帳消しにする。当然その夫探しのターゲットは"金持ちおじさん"。

といったことが推測されます。
ここまでをまとめますと、

貧困国の貧しい少女たちは、妊娠出産や性行為を経済的な側面から自分でコントロールしている

です。

本書の冒頭で、
「貧乏人は、他のみんなと比べて合理性に劣るわけではありません-その正反対。まさに持ち物があまりに少ないからこそ、彼らは選択をきわめて慎重に考えることが多いのです。生きるだけでも、高度なエコノミストにならなくてはやっていけない。」
とありますが、ケニアのJC & JKのお話は、彼女たちの置かれた環境下においては、ボク達先進国の住民と変わらない合理性の発露の一例だと思います。

つまり、

貧乏人も合理的

なのです。

最後にone more thing。

貧困国には就学率が上がらないという教育問題もあるかと思いますが、これは学校がないからではなくて、教育方針がエリート志向であることに起因する不登校だといいます。つまり、おバカさんはドロップしていくのです。これは、生徒たちの理解が不十分なまま進学して、かけ算の九九もできない大学生を製造してしまうどこかの極東の先進国とは大違いです。先進国に住むボクたちは、各種の社会制度に保護された、甘ったれた立場にいるということを意味しているのです(ただ、よりセーフティーな社会制度を構築できるより重要な能力の有無が、先進国とそうでない国との分水嶺となるのだと思いますが)。

以上、先進国に生まれて死ぬほどラッキーだせ!!!と思う、二流大出のテクニシャン(研究補助員)の読書メモでした。

2019年1月4日金曜日

Raumen_Colle (ラーメンコレ) (5)

ども、今日もラーメン大好きコンキチです。塩分の過剰摂取を抑えるために、ラーメンは二週間に一度と決めているのに、その禁を犯しがちな今日この頃です。
それでは前回に引き続き、そこそこ最近食したラーメン及びラーメン等価物とサイドメニューをメモしていきます。

過去のメモね↓
entries 1-5 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (1)
entries 6-10 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (2)
entries 11-15 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (3)
entries 16-20 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (4)


entry 21   タンタンタイガー (鳥越)

東京農大出身の店主の東山広樹さんは鳥越のクロちゃんと呼ばれているとか(声は普通)。お店は汁なし担々麺の専門店。デフォルトでパクチーが載っているけど、追加のトッピングが可能で、パクチー (100 JPY)、パクチー大盛 (200 JPY)、パクチーメガ盛 (300 JPY)があって、メガ盛をセレクトスルと器全体がパクチーで覆われてパクチー以外見えなくなります(パクチストには堪らない)。
それから、店主が主催するブログ「Cocking Maniac」の記事は興味深いです。

-汁なし担々麺 (850 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
"辛さ"と"痺れ"はそれぞれ「小」「中」「大」を選べる。で、どちらも「中」をセレクト。
軽くむせるほどの山椒様の痺れの乗った匂いとパクチー香り立ち。搔きまぜるとパクチーノ香りは掻き消される(とボクは感じた)。
山椒由来と思われるハードな痺れで、辛さは普通(ほどほど)。nuttyでcreamy感があって、とっても味が濃くて相当しょっぱい。
麺はモチモチの太麺で、キックが強く麺自体が美味しい。
超濃厚な濃い味とキックの強烈な麺とのドッグファイトが素晴らしい。
最初の数口はとても旨いんだけど、その後加速度的に飽きがくる。味が濃過ぎて、総体として単調な味になってしまっているのが原因か?このあたりが"汁なし担々麺"の限界か?

-サワークラウト (100 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
酸っぱ旨いです。スッキリした酸味で、柔らかい食感。酸味にはまろやかさも感じる爽やかな酸味だ。はっきり言って好き。
(汁なし担々麺の単調さに耐えきれなくて、箸休めとしてオーダーしたんだけど、担々麺の濃厚な味の前には焼け石に水でした。)

entry 22   シマシマトム (両国)

店名はカワイイ響きだけでつけたもので、深良い意味はないそうです。

-牛骨塩らーめん (700 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
第一印象は「葱の香りが強い」。
麺は中細?(中太?)のほぼストレートの黄色麺。歯切れ良くツルツルした食感でpopなtaste。麺の味自体は凡庸。
スープはコンソメtasteでボタニカルふんだんな香味を感じる。軽くトロミがあって、自然なfattyさ。塩味がけっこうキツイい塩辛系。牛くささは感じられない。
具は、牛スジ、メンマ、葱。
牛スジはとっても柔らかく肉の繊維感が心地良い。臭みは殆どなくて、fatty & oilyでbeefのmildなflavorが感じられ、なかなかの出来栄え。
メンマはかなり薄く切り出されていて、シャッキリした食感。中華tasteに味付けされた搾菜みたいなoilyで辛めの味付けで芸が細かい。
葱がけっこうふんだんで、牛スジとの相性抜群。
具材に工夫が多数見られるが、ラーメン自体の味の構成は単調か?

-牛すじ (300 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
けっこうなボリューム。topには葱がふんだん。胡麻が振ってあって香ばしさを演出している。"すじ"自体は軽くしょっぱ甘い香りで、牛の獣tasteはmild。fatty & oily richで、葱がさっぱり感が牛すじの味を引き立てる。はっきり言って旨い。
けれども、脂(fat)と油(oil)がrich過ぎて(胃をもたれさせる)攻撃力が強力なので注意が必要。基本、ラーメンに入ってる牛すじと同じと思う。

-グラスワイン (赤)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
けっこう冷えた状態で提供される。
ボタニカルな香りがするlight body以上medium body未満といったところか?
冷えていてもバランスは崩れていないと思う。タンニンも少し感じる。




entry 23   モヒカンらーめん (池袋東武の催事場)

-モヒカンらーめん (煮玉子入) (896 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
穏やかに香る獣noteが食欲をそそる。スープは上品なfatty flavorがふんだん。僅かな獣flavorが良い意味でラーメンの"病的"な部分を表現していると思う。上品だけどmildなコク深さが感じられるスープに仕上がっていると思う。
豚骨ラーメンらしい極細麺はツルシコでプツッとした歯切れの良さでpopなtaste。mildであっさりしたスープに良く合う。
具は、葱、木耳、白胡麻、チャーシュー、煮玉子。
チャーシューは極薄スライス。脂分なく、あっさりtasteの肉の味がする。
木耳のプリッとした食感は良いアクセント。
煮玉子はあまり味染みてないけど普通に旨い。
かなりレベル高いラーメンに仕上がってるね。

entry 24   なな蓮 (日本橋室町)

-支那そば (850 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
まず強めの鶏の良い香りが香り立つ。スープは上品なあっさり醤油の優しい味で、表面には浮いている。魚介とのダブルスープ?。因みにスープは、比内地鶏と厳選された魚介類をじっくり煮込んで秋田の手造り純正醤油、石孫本店の「百寿」で仕上げたあっさりしたスープだと言います。
麺を掬うと穀物の良い香り(がするような気がした)。形状は細めの平打ちストレート。ツルツルした食感で素麺や冷麦に似ている。ボク的には好みでなくて、物足りない。ただ、麺とスープの相性は良い。因みに麺は、「春よ恋」の全粒粉と「ゆめちから」、「きたほなみ」をブレンドした小麦の香りを楽しむ麺だとか。
具は、海苔、青菜(小松菜)、葱、メンマ、チャーシュー(2種)。
小松菜のクセのある香味はアクセントとしてGood!メンマは普通に美味しい。で、秀逸なのが2種類のチャーシュー。一つはwet感とレア感があってjuicyでかなり好み。もう一つはdryな食感で脂少なくsolidな肉の味を楽しめる。


entry 25   饗 くろ㐂 (秋葉原)

-塩そば (細麺) (1,000 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
細麺か太麺を選べるんだけど、細麺をセレクト。
仄かに香る優しい獣臭がするそのスープは、滋味深く澄み切っていて、綺麗で力強い味わい。そして、綺麗なoilyさのoilが浮いている。
麺はエッジが立っていて新進気鋭の蕎麦屋の麺のよう。硬さを感じるが、嫌味は全くない。こんな食感のラーメンがあることに驚きを隠せない。そして、穏やかな旨味の力強いbody。
具は、トマト、生メンマ、玉葱、オリーブ、青菜(小松菜か?)、ニンニクチックなもの、レア感たっぷりのチャーシューと鶏もものチャーシュー。レアチャーシューは文句なく最高に旨い。鶏ももの方もしなやかな食感であっさりしていて旨味ふんだんで美味。
他の具材も全てハイレベル。オリーブがなんとも心憎い。そして、トマトがとってもfruityで豊かな甘味で秀逸。
このラーメンを食べた感想は「これはラーメンなのか?」というもの。味わいがニューウェーブ過ぎて、新次元の"麺"料理なんじゃないかと思うPerfectな仕上がり(写真はピンボケしまくってるけど)。
猛烈に心揺さぶられた一杯。


いやぁ、満たされましたよ。ラーメンに。
ラーメンって、本当にいいもんですね〜

つづく.....


2019年1月3日木曜日

Kiri_Colle 3 (キリコレ 3)

ども、ラーメン大好きコンキチです。好きな理由は常に最高にキャッチーな食べ物だから。それに、誰でも(素人)評論家になれるのが楽しいです。で、相変わらずチバラは東葛、流山Cityにある新進気鋭のニューウェーブ・ラーメン店「The Noodles & Saloon Kiriya」にぼちぼち通っています。
開店二年にして食べログ ラーメン百名店 EAST 2018に選出され、ポイントは3.7に達しています。ボクは食べログの評価はあまり信じてないけど、Kiriyaさんの旨さは信じています。
まあ、こう評価が高くなるとお店には行列ができるわけで、行列嫌いなボクとしてはもう少し人気が落ちないかと不謹慎なことを夢想してしまいます(ゴメンナサイ)。

以下、Kiriyaさんで2018年中に食べたスペクタクルなニューウェーブ・ラーメンのまだ書いてなかったメモです↓

過去の食べたKiriyaさんのラーメンはこちら↓

Kiri_Colle (キリコレ)→https://researcher-station.blogspot.com/2018/01/kiricolle.html
Kiri_Colle 2 (キリコレ 2)→https://researcher-station.blogspot.com/2018/08/kiricolle-2-2.html


entry 24
-魚介系 Ramen らぁ麺 醤油 (750 JPY) 2018/09-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
デフォルトが中細麺に変更されてました。歯応えのある力強い自家製麺とのこと。
スープは、時期により厳選したイワシ煮干や鯖節、豚骨、野菜などで仕上げられています。
中細麺はツルシコでキック大。そして、仄かま甘みを感じる美味しい麺。ボクは食感重視派なので、太麺よりも細麺の方が好き。なので、デフォルト麺の変更は大歓迎。
スープは魚介richで僅かに苦味を感じる。濃厚な旨味あるも、口当たりの良い清純なtaste。
麺とスープの相性はBest Match!(個人的に、太麺→中細になって格段に良くなったと思う)。
具(玉ねぎ、カイワレ、メンマ、青菜、チャーシュー)の旨さも平常運転。


entry 25
-黒胡麻担担麺 (880 JPY) 2018/11-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
どギツい真っ黒なフェイスも味はマイルド。
まず、黒胡麻の猛烈な香りと山椒の痺れを想起させる香りが拡散する。
スープのtasteは山椒の痺れは(ボクには)感じられず、胡麻フレーバーrich。黒胡麻の隙間から垣間見える赤色は正に担々麺で、マイルドな辛味とcreamyな味わい。それから、白胡麻rich。表層の黒胡麻とのダブル胡麻風味が良い意味で自己主張していて凄くいい感じ。胡麻は相当細かく摺られているようで、その細やかな食感も楽しい。白胡麻と黒胡麻の香味と食感のトリプル・シナジーがしゅごいです。
具は、チャーシュー(2種)、挽肉(味付)、玉葱、大葉(?)。何も素晴らしい旨さ。
ニィーウェーブの極みといっていい重層感が素晴らしいラーメンと思いました。


entry 26
-麺やふくろう×Kiriyaコラボ勝浦 (850 JPY) 2018/12-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
topに載った葱とスパイス、それから「中華様の辛さ」を想起させる香りが立ち昇る。
スープのtasteは煮干し様の香味richでtailにsharpな辛さがピリッと舌をstingする。そして、軽くspicy。真っ赤な見た目とは裏腹に、大分控えめな辛さ。
麺はツルモチの中太のほぼストレートで断面は正方形。控えめで出しゃばらない味だけど、しっかりと旨い麺。
スープと麺のコラボは◎。
具材は白髪葱、メンマ、チャーシュー(2種)、玉葱、挽肉。挽肉は辛く濃い味。鉄板の旨さを誇るチャーシィーは、一つは獣フレーバーと心地よく解れる食感が食欲をそそり、もう一つは生ハム様のrare感たっぷり。全てにおいてスタイリッシュな具。
煮干(様の香味)と辛さ(唐辛子)の芸術的コラボレーションスープがとっても秀逸


entry 27
-squid_conc. (オーション) (850 JPY) 2018/12-
-和え玉 黒醤油味 (200 JPY)-
-サッポロラガー (中瓶) (550 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
まず、squid_conc.。いきなり岩のりの風味豊かな強い香りが一閃。スープからは魚粉を想わせる香り。スープのtasteは濃厚な煮干し様の香味で、猛烈にコク深く、軽く苦味やケミカルを感じさせる程。そして、そのエグ味が堪らない。上品なエグさというのだろうか、仄かにcreamyさも感じる。
麺は平打ちのオーション(強力粉)仕立て。solidでゴリゴリの食感で、信じ難いほどのキックの強さ。ほとんど饂飩に近しいと思います。
並のスープだったら寄せ付けないであろう麺だけど、conc.と銘打つだけある超濃厚スープとはいい勝負。
具は、岩海苔、三ツ葉、赤玉葱、チャーシュー。岩海苔は風味絶佳。チャーシューは二枚ともwetでrare。
和え玉 黒醤油味(濃縮した特製醤油ダレ)も追加注文。上品で良い香りの卵黄様の匂いがふわりと漂う。凄く不思議だけど、かなり良い匂い。麺は細麺ほぼストレートで、プツッという歯切れの良さが心地よく、上品な旨味を醸し出している。
見た目(の黒色)ほど(塩)味は濃くなくて、けっこう食べやすい。そのまま食べて良し!替え玉にして良し!ボク的にはゴリゴリのオーションよりもしなやかな細麺の方が(圧倒的に)好き。
ここで提案なんだけど、和え玉を注文するときはビールも一緒にたのむのが良いと思います。やっぱり、なんだかんだ言ってもラーメンは塩分過多で脂(fat)リッチな食べ物です。特に、和え玉を追加するとしょっぱさは増えることはあっても減ることはないと思うので、淡色ラガーで口腔内を洗い流しリフレッシュしながら食するのがBESTと思います(未成年の方はダメです)。しかも、Kiriyaさんで用意しているサッポロラガーは、あの伝統の"赤星"で趣深くて良いです。


ボクは同じラーメン屋に通うことって殆どないんだけど、Kiriyaさんには"通ってる"レベルで食べに行ってます。Kiriyaさんより美味しいラーメン屋はたくさんあると思うけど、modify力で比肩する店ってあまりないんじゃyないかと思います。しかも、ニューウェーブだし。2019年も行列を避けながら通いたいと思います。

つづく.......


2019年1月2日水曜日

COMUと縮合の溶媒:THE PERFECT REACTION MEDIA

ども、オタッキーのコンキチです。冬イベ終わりました。


それから、ボクお大好きな街である浅草でビールを呑んだときのメモです。入ったのは、雷門すぐ側の酒屋"大桝"さん(see https://researcher-station.blogspot.com/2018/05/no.html)が展開するビアホールで"浅草ビアホール D's diner"っていうお店です。

-オゼノユキドケビール ブラウンバイツェン (瓶) 330 ml (800 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
果実の香り、爽やかなラムネ様の香り、citrus noteもあるような気がする。
程よいroast感、酸味、甘味のバランスが抜群に良い。それからcreamy感もGOOD!!!
finishのbitterがなんとも心地よい。




-厚切りすぎるベーコンステーキ 100 g (650 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
好ましいとっても良い匂いの酸っぱい香りが堪らない。そして、ぷりっぷりの脂のJuicy感が最高(でも、胃がもたれる)。
つけあわせの野菜はお酢が効いていてアクセントとしうてGood!。

-YEBISU STOUT CREAMY TOP Regular 400 ml (490 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
いい香りのmiso-like note。期待通りの甘い焦げた香り。とってもキメ細かい泡。
roast, sweet, sournessの 何も申し分なし。
硬めでスレンダーでキメ細かい口当たりが、真剣、泣かせる。ほんの少しのearthyとpowdery感も。とっても旨い!


閑話休題


こんな文献を読んでみました↓

Evaluation of alternative solvents in common amide coupling reactions: replacement of dichloromethane and N,N-dimethylformamide
Green Chem., 2013, 15, 596-600.

またアミド化 (脱水縮合)の話です。
本報(当時)のSciFinderを使った著者調べでは、およそ68万のアミド化反応のうち、83%がジクロロメタン(36%)かDMF (47%)中で反応を行なっているそうです。両者とも安全性の高い溶媒とは言いがたく、それなりの規制があります(ラボユースではガンガン使うけどね)。

一方、"Green Solvent"として(一応)脚光を浴びている2-MeTHFのアミド化反応における使用率はたったの0.04%です。

まあ、古典的な溶媒は過去の膨大な蓄積があるから多いのは当然。
それから、非プロセス系の人にとっては、「環境調和?なにそれ美味しいの?」っていう感じでしょう。
なので、新しい"Green Solvent"の使用率が上がらないのは、然もありなんといったところと思います。

で、本報では5種類の縮合剤について溶媒効果を検証しています。検討した縮合剤はこちら↓

検討した溶媒は、TBME, CPME, CH2Cl2, DMC, DMF, EtOAc, IPA, 2-MeTHF。

検討の結果が下の表↓

red = <50% conv., orange = 50-70% conv., green = >70% conv.
** indicates 100% conv. within 1 h.

CH2Cl2とDMFはよく使われている溶媒だけあって、おしなべて非常に良い結果です。では、他の溶媒はどうかというと、DMC、EtOAc、2-MeTHFもCH2Cl2やDMFに伍する良い結果を与えました。

本報の目的はCH2Cl2とDMFに取って代わるグリーンな溶媒を探すことが目的なので、反応の成績が良く、よりグリーンな縮合剤であるCOMUをセレクトして、DMC、EtOAc、2-MeTHFの反応溶媒としての実力の検討が続きます。

その結果がこちら↓
Completion time
acid (1 eq.), amine (1.2 eq.), iPr2NEt (2 eq.), COMU (1.5 eq.), solvent (0.2 M).

DMC、EtOAc、2-MeTHF溶媒で、殆どが4時間以内で完結していて、CH2Cl2やDMFと同等の結果をマークしており、十二分に代替可能です。

以上、まとめますと、

脱水縮合はDMC、EtOAc、2-MeTHFでイケイケ

なんか、こん論文読んで思ったんだけど、

サイエンスの世界も、前例主義が蔓延りまくりッスネ

悔い改めたいと思いました。

二流大出のテクニシャン(研究補助員)の脱水縮合メモでした。


2019年1月1日火曜日

Annual Income 2018

新年を迎えただけのことで、どこがおめでたいのかさっぱり分からないけど、あけましておめでとうございます。

昨年、閖上の赤貝をお取り寄せしてその旨さに感激しました(see https://researcher-station.blogspot.com/2018/01/annual-income-2017.html)。
で、今冬もお取り寄せして国内最高峰の赤貝を堪能しようと思ったんですが、

販売休止Death!!!(シクシク涙)

都合によりしばらく水揚げがないそうです。

といった事情から今回は(本物の)赤貝からあん肝にシフトすることにしました。それもただのあん肝ではありません。北千住の立ち飲み屋の名店と誉れ高い、あの割烹くずし徳多和良のあん肝です。しかも、12月30日、31日の年末の二日間の限定販売品です。

通常営業のあん肝とはちがった作り方ということで、テンションが高まります。

で、こんな箱び入って販売されています↓



ところで、先日、久しぶりに徳多和良で立ち呑んできたんですが、やっぱ旨かったですね↓

-徳ハイ (350 JPY + tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW- 
梅酒+ウィスキー+タンサンのハイボール。
ハイカラで膨らみのある乙な味に仕上がっていると思いました。


-あん肝 (400 JPY + tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW- 
ふんわり漂う柔らかいfishy flavor。creamyでキメ細かい食感。
醤油ポン酢に紅葉おろしでどうぞ。少し下品なくらいにポン酢をつけて食べるのが良いです。

-ふぐ皮煮こごり (400 JPY + tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW- 
透明度の高い琥珀色の煮こごり。
提供されたてのときはsolidな食感。しばらく置いておくと、ゼラチン質の口溶けが信じられないくらい心地よくなる。この心地良さは究極。
ゼラチン質部分のお出汁のお味はとっても上品で心がとろけそう。
極細の生姜のが仕込んであって、程よい清涼感が付与されている。そして、ふぐ皮のコリコリした食感が最高に心地よいです。
ボクのおすすめの食べ方としては、提供されたらすぐに一口齧ってsolidな食感を楽しんで、あとはしばらく放置プレイの後、究極の口溶けを楽しむべし!!!

-本菊泉 (350 JPY + tax)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
料理を邪魔しない淡麗辛口。

-うなぎ肝佃煮 (400 JPY + tax)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
濃い甘辛tasteの味付けが、滋味深く力強いbodyのうなぎの肝によく合う。
キュキュッとした弾力に富む独特の食感が最高に楽しい。
味が濃いので、酒もすすむすすむ。
小袋に入った粉山椒付きで、これがアクセントになってよろしい。

-熱燗 (350 JPY)-
寒い冬にあったまるにはコレ!(多分)アルミ製のチロリでお燗してくれます。


さて、お持ち帰りのあん肝ですが、謹んで賞味してみました。

開封してみると、円柱状のあん肝がアルミホイルに包まれて、箱の中にすっぽり収まっていました。

←少し切り出してみました。不器用なので形が見苦しいのはご愛嬌です。

味は文句なく美味。正に、キング・オブ・珍味。醤油ポン酢とマイルドtasteの酢味噌が付いていて、薬味には辛味大根おろしを添えていただきました。あん肝と酢味噌のコラボは初めてだったんだけど、なんとも乙な味です。
通常営業で出しているモノと作り方が違うということですが、お持ち帰り品の方が上品でおとなしい味に仕上がっているのかなと思いました。

ところで、前に徳多和良で呑んだときは、アルコール・メニューにスパークリングワインがあって、あん肝とスパークリングワインのマリアージュが最高にexcellentだったんだけど(see https://researcher-station.blogspot.com/2016/02/10.html)、今はもうスパークリングワインはやってないそうです(残念)。でも、今回はお持ち帰りのあん肝を手に入れたので、自分でスパークリングワインを用意して自宅でマリアージュしたんだけど、やっぱ最高でした。因みに、合わせたのはバロークスのスパークリングワインです。


閖上の赤貝は手に入らなくて残念だったけど、徳多和良のお持ち帰りあん肝はそれに勝るとも劣らない逸品でした。来年もまた食べたいです。


閑話休題


ども、今冬は11連休を満喫しているオタッキーのコンキチです。で、2018年の年収はこちら(ドン)↓


ハイ、相変わらずの中流真っ只中のお給料です。
ボクの給与収入は2013年にピーク・トップ(8.91百万)をつけてから激減(8.5百万)、その後微増を続けて現在(8.83百万)に至ります。

なぜ給料がザックリ下がったかというと、勤務体系がフレックスタイム制から今流行り(?)の裁量労働制に変わったことが原因です。フレックスだと残業代(時間外労働に伴う割増賃金)が発生して残業すればするだけ金銭的にはウハウハ。一方、裁量労働だと定額の手当て(みなし労働の裁量労働手当て)が上乗せされるだけなので、労働時間に関わらず給料は(ほぼ)一定です。
勤務体系の変化と給与変化だけをみると、裁量労働制は人件費抑制のツールにみえるかもしれません。フレックス時代に残業しまくっていて、裁量労働になってもその労働時間が変化しなければ、はっきり言って労働強化です。
我が国では一部上場企業であっても(電通とか電通とか電通とか)、アホみたいな体育会系のノリのブラック労働が当たり前な会社があるので、「裁量労働→労働強化」スキームを狙ってやってる会社もあるかもと思います(cfhttp://blackcorpaward.blogspot.com/2018/12/72018.html)。

幸いなことにボクが勤務している会社は所謂ブラックではないので、労働力の搾取的な施作はとられていません。給料は下がったけど、労働時間も大分減ってます。でも能力不足なので月に5時間程度の時間外労働相当の仕事をしています。それでも、週末なんかは早上がりしてリフレッシュできるのが良いです。金曜に3時とか4時くらいにあがって、昔ながらの大衆居酒屋に行ったり、お蕎麦屋さんで明るいうちからお酒を呑んだり、お芝居を見にいったりするのが最高に楽しいです。あと、浅草の神谷バーでビール(アサヒスタウト)を啜りながら論文を読むのも大好きです。(この程度ならフレックスでも対応できますね)
総じて、年収は減ったけど、時給は増えました。以前より精神的にウハウハと思います。

若い頃はあんまり意識しなかったけど、人間は齢をとるほどお金より時間が重要になってきます。余命幾ばくもない老人にとって、巨万の富にどれくらいの価値があるか考えれば容易に想像できるでしょう。なので、会社員の最適戦略は、裁量労働になって労働時間を短くして自由に使える時間をGETすることかもしれません。

ところで、ボクは有機合成化学実験に従事する実験化学者なので、勤務時間の多く(っていうか殆ど)を実験に費やします。そして、実験は単なるオペレーションであって、それ自体に付加価値は全くありません。ビジネス・パーソンの間で流行ってるかもしれないけど、「仮説と検証」ってあるじゃないですか。実験は単なる検証の場であって、ものすごく泥臭い下流の作業です。オペレーション自体は怠惰でなければバカでもできます。重要なのは、仮説の策定能力、検証結果の把握・分析能力、改善提案力です。なので、実験化学者が実験に全ての時間を費やすことはバカ丸出しです。実際、単なるオペレーションとしての実験ばかりして疲弊すると、熟考する時間や自由な発想に費やす時間が減って頭が悪くなります。考える時間も余裕もなくなるので、会社に隷属するしかない社畜の中の社畜の出来上がりです。

今、まともな会社の雇用義務は65歳です。いずれ年齢はもっと引き上げられるでしょう。ついでに、一般的には再雇用されて雇用形態は変わって給料が安くなります。多くの人は体力的にキツくなるにも関わらず、以前とさして変わらない仕事して、しかも格安のプラシイングでオペレートすることになるでしょう。それは明らかに年齢差別であって、ちょっとした奴隷チックな搾取感が漂います。但し、我が国では、給与は後払い的性格を持っている場合が多いので、再雇用時の給与減を一概には批判できません。
なにはともあれ、あまり夢のある話ではなくて、我が国の財政赤字を鑑みると悠々自適なんてどこ吹く風です。定年後に人的資本に基づいた収入がなくなると、心もとないです。

未だに"サービス残業"ありきといった報道をがなされている我が国において、現政権が推進する働き方改革がどれくらい真面目に励行されるかは疑問ですが、働き方改革が目指すところは、裁量労働で働いて、労働時間を削減することで自由時間を増やして、ネクストビジネスの準備にあてることなんじゃないかなとボク的には思っています。

ということで、酒場放浪ばかりではなくて、ネクストビジネスに向けてiPhoneアプリのつくりかたでも勉強しようかなと思う、二流大出のテクニシャン(研究補助員)の戯言でした。

実験はほどほどにね


2018年11月23日金曜日

Soba_Colle 2 (ソバコレ 2)

ども、そばきり大好きコンキチです。今シーズンは既に三つのお店で新蕎麦をいただいていて、例年以上に精力的にお蕎麦屋さんを巡ろうと心に誓っています。では、お蕎麦屋紹介の続きです↓

ENTRY 11   名代富士そば
-カレーそば (430 JPY)-
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
「かけそばにカレーをかけました」的な食べ物。なので、そばとカレーのシナジーは皆無。そもそも、そばのツユとカレーは混ざり合っておらず、本当にかけそばの上にカレーを載せただけの「カレー載っけ蕎麦」の様相。カレーの味は、スーパーで売ってるルーとか学食のカレーの味。
具は、ジャガイモと人参といったカレー感丸出しで、やっぱりそばのツユと合わない。
蕎麦はツルツルした食感で味の深みがなく、カレーにも合ってない。
そばとカレーってこんなにも合わないものなのかと思わせてくれる一品。


ENTRY 12   江戸蕎麦 ほそ川 (両国)
都営大江戸線の両国駅から目と鼻の先にあるアクセシビリティに優れたお蕎麦屋さん。9年連続ミシュラン一つ星を獲得していて外国人への認知度も高いためか、ボクが行ったときはお客の外国人旅行者がいました。World Wideなお蕎麦屋さんです。

-大七 (純米) (1,230 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
ぬる燗でいただく。
まず、果実香と僅かな老香を感じる。
tasteは、甘く柔らかい味わいで、finishの酸味が心憎い。
超強気のプライシングとは裏腹に、とっても優しい味なのね。



-せいろ (1,080 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
流山すず季の生粉ざると雰囲気が似た蕎麦は、弾力に富み、ちょっと硬め。grassyな香りがけっこう強い。
ツユは鰹節様の綺麗な香りが濃厚。塩味は十分だけど、味の深みはそれほどでもない。但し、華やいだ味がする(これは秀逸)。
そして、ツユが蕎麦の甘みを引き立てる。
山葵は鄙びた感のある老舗の味。
因みに、蕎麦湯はドロッと系。












ENTRY 13   福そば (人形町)

人形町は甘酒横丁の近くにある立ちそばの店です。

-ざるそば (370 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
ツユは塩味強めでbodyもそこそこあるって悪く無い。立ちそばなので、ツユは蕎麦猪口に入った状態で冷蔵庫に保管されている。なので、初めのうちは香りが立たないけど、食べ進むうちに仄かに鰹節様の香りが立ち上がってくる。
蕎麦はエッジが立っていて、強めのキックで、香味は乏しい。それから、中心が少し粉っぽいか?あと、仄かな甘味もあると思う。
最近、富に思うんだけど、粉ワサビってお蕎麦に合わないなって強く思います。
コスパはそこそこいい感じじゃないかと思います。


ENTRY 14   丹想庵健次郎 (浅草)

浅草にあるミシュランガイドビブグルマン選出店。大人の雰囲気を醸し出してるムーディーで和モダンでお洒落なお蕎麦屋さんなのね。

-先付 (500 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
胡麻豆腐。最高に滑らかな舌触り。仄かな甘味があって、上品な胡麻の香味が堪らない。
上品で優しい味のお出汁と香味豊かな山葵の組み合わせがexcellentに旨い!




-もり (850 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
ツユは鰹節様の香りrich。bodyもしっかりで少し甘め。
蕎麦はほんのり胡桃の香りがして、軟らかくて噛み心地が楽しく流山すず季ライク。咀嚼することで胡桃様フレーバーが広がる。
で、お蕎麦をツユにつけて啜ると甘みが引き立つ。
薬味の山葵は甘鮮烈系。
(本日は山形の蕎麦粉)



-ワビサビビール (900 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
わびさび ジャパンペールエール。ペールエールとIPAと日本を組み合わせたビールで、地元産のわさびと緑茶と数種類のハーブ系の個性を持つホップを組み合わせて醸したビール。
アリコール度数:6.0%
初期比重:12.6
最終比重:2.0
苦味 (IBU):45
色 (SRM):4.5
原材料:
   水   クリーンな軟水 (地域の源泉水)
   麦芽   フロアモルテッドマリスオッター&ピルスナー、ミュンヘン
   非麦芽   ローストバーレィ
   糖類   国産氷砂糖
   ホップ   生ホップ(ペレット、抽出物は不使用)、各種
   酵母   ハウス酵母 (スコティッシュ・エール)
   その他   地元産わさび&緑茶
とってもいい香り。熟れた果実の胸スク甘い香り。fruity, creamy, roast, sweet, bitter。色んな味がして楽しい。これだけ芳醇な味わいでいて切れ上がりもいい。IPA様の力強さも感じる。

-新玉ねぎ かき揚げ (750 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
甘めの優しい味の天つゆ。
かき揚げはふんわり軽やかに、さっくり可愛らしく揚がっている。
何もつけずにそのまま食べてとっても旨い!軟らかくって、ふんわりした甘みがふんだん。塩で甘みんが引き立ちます。つゆをつけても絶品の品質で、旨さがスパークします。
ボク的には、つゆ > そのまま > 塩の順で好みかな。

それにつけても、ビブグルマンの名に恥じぬ(決して安くは無いけど)コスパのいいお店と思いました。


ENTRY 15   文殊
1995年創業のちょっと有名な立ち食いそばチェーンです。自家製麺の生麺と鰹枯節の一番出汁を使ったツユ(本がつお、宗田がつお、サバ節からだしをとり、自家製の本がえしと合わせて完成)を使用するというこだわりで、立ちそば買い最強との呼び声も高いようです。

-きつねそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
蕎麦がしなやかで喉越しが良いです。香味は殆ど感じないけど、異味・異臭は全く無く、美味しい部類。少しツルっとし過ぎる気もしないでもないか?
そして、ツユが旨い!けっこう旨い!かなり旨い!優しい香味と適度な甘さで飲み飽きしない。正直、レベル高いと思う。
具は、油揚げに加えてワカメとネギにカマボコ。油揚げはきめ細かい食感で上品な味付け。ワカメも旨い(食感がいい)。これはアリ!

-かき揚げそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
かき揚げは揚げ置きで冷め切っているけど、アツアツのツユに浸すと熱量と旨さが戻ってくる。運がいいと揚げたてをGETできます。やっぱり揚げたてはアツアツでサックリ感を楽しめて良いです。油は軽く、サックリ揚がっていて、ツユでふやけた衣がまた旨い。かき揚げの具材は、玉葱(メイン)、人参、小松菜(?)、小海老(干しエビ)。何もfreshかつ甘味richで美味しい。小海老が醸し出す甲殻類の地味深さが味わいの奥行きを広げる。

-たぬきそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
相変わらず、かけそばのツユとしては必要十分にして好ましい甘みと酸味でレベルが高い。天かすから染み出る油とツユの相性は鉄板。具材のワカメもしなやかで香り高い。





-ざるそば (400 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蕎麦の香りがうっすら漂う。細打ちでしっかり角が立っている。芯に少し粉っぽさを感じる。
ツユは色が薄めだけどbodyはそこそこしっかりそている。加えて、塩気が強め。香り立ちは控えめ。
蕎麦とツユのバランス(相性)は悪く無い。
薬味は葱、粉ワサビ、柚子皮、摺りごま(?)。柚子皮と摺りごま付きなのが心憎い。

-ナス天そば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
大きくて柔らかい茄子天。油・茄子・ツユのコンボが旨い!







-冷しかけそば (350 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ざるそばと同様に細打ちの角の立った麺は、表面の食感(喉越し)は良いが、芯が少し残った感じ。
ツユは"ざる"と"温かけ"の中間の濃度と辛さか?
薬味は葱と粉ワサビ。




ENTRY 16   弁天 (浅草)


昭和25年(1950年)創業。観音裏では最古参のお蕎麦屋さんだとか。こちらの店のざる(ざるそば)はもり汁にこくとうまみを加えた味のツユでいただくんだとか("もり"のつゆに返しを足し、旨みや甘みを加えたつゆ)。
あと、はまぐりそばが名物だとか。


-もり (600 JPY) + 大盛り (100 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
モチモチの蕎麦(これはナイス)は穀物noteがして、僅かに甘みを感じる。太さは中太かな。
ツユ蕎麦徳利ではなく、蕎麦猪口にけっこうたっぷり入っていて、鰹節様のフレーバーリッチも、少しbodyの弱さを感じる。ツユをどっぷりつけても中太の蕎麦に対してやや弱いように思う。
薬味の山葵は少し鄙びた感があって好み。そして、葱多め。
近所にあったら普段使いに使ってもいいかなというレヴェル。

-山形の地酒 特別本醸造 弁天 (500 JPY)-
-RATING- ★★★
-REVIEW-
まず梅様のfruityな柔らかい香りが拡散する。milky noteも感じる。そして、味が深い。梅、sweet、酸味、桃様の香味に加えて、bitterと辛味も感じるfull body taste。それでいて後味はキリッとしている(常温でいただきました)。


ENTRY 17   今昔 (小山)

栃木県は小山駅東口から歩いてすぐにことろにある趣のある外観のお蕎麦屋さんです。

-ビール (650 JPY)-
キリンラガーの大瓶で枝豆付き。

-かきあげ一枚 (400 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
(多分)蒸し海老と長葱のかき揚げ。衣は厚すぎることなく、硬めにカリッと揚がってりてサクサクした食感(二度揚げしているのか?)。油は良い匂いだし、この衣好きかも。海老は食感イマイチ(蒸し海老だから仕方がないか)も味に深みがある。長葱は甘く中身がトロトロ。塩で食べて良し。天つゆで食べて良し。硬い衣は天つゆにつけてもサクサクしている。

-せいろそば (800 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蕎麦は白い平打ち。僅かに小さな黒い星が入っている。所謂蕎麦の香りがする。食感は柔らかくモチモチした弾力に富み、噛んでいると僅かに甘味が染み出してくる。
ツユの香りは力強い辛汁を想起させる。実際にツユはなかなかの辛口だけど、思ったほどではなかった。
香味を十分に味わうため、蕎麦の三分の一から二分の一をツユにつけて食べることを推奨しているけど、言うほど香味はない(時季が悪かっったせいか?)。ボク的には、平打ちの蕎麦の表面積が小さいので、けっこうどっぷりツユにつけちゃって食べた方がいいと思う。
薬味は本山葵、葱、大根おろし(辛くない)。
こだわりの能書きの割には多少凡庸な蕎麦。


ENTRY 18   そば助 北千住店 (北千住)

醤油ベースではなく塩だしベースの塩らーめんならぬ"塩蕎麦"ガウリのニューウェーブ蕎麦屋さん。
左の写真には写ってないけど、北千住店には客寄せ用のウルトラマンの人形が置いてあるんだよね。







-温とりそば (850 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
鶏肉リッチな塩だしの十割の温そば。蕎麦は平打ちの細麺で小さい星が入っている。食感悪くなく、なかなかのもの。香味の深さは感じられない。
ツユはあっさりしつつも"ダシ"rich。醤油ベースのお蕎麦と比較してpopな味わい。美味しいんだけど、一杯食べるまでに飽きがくる。味変は必須か?
具材の鶏肉(多分モモ肉。味は特に可もなく不可もなく)が沢山入っているのは嬉しい。


ENTRY 19   みのがさ 神田和泉町店 (神田和泉町)

そこそこ秋葉原駅近の立ち食い蕎麦屋さんです。「戸隠産のプレミアムそば粉」を使用しているとアピールしているけど、香味に乏しいと思いました(プライシングを考えたら仕方ないけど)。

-かけそば (320 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
popな食感で十分食感が楽しめるが、香味には乏しい。
ツユはコク深くしっかりしたbodyで、けっこう濃いめ仕上がり。少し塩分濃度が気になるレベル。葱が多めで嬉しい。





-カレーライス (お吸物付) (490 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
"家庭のカレー"を想起させるフェイスで、実際"家カレーtaste"。はっきり言って、どってことない味。具のチキンは小さめだけ美味しい。因みに、お米は"はえぬき"を使用しているらしい。
特筆すべきは、お吸物。かけそばのツユと同様のコク深い味わい。塩味が丁度良い。ふんだんに入っているワカメと歯触りの良い葱も多めで嬉しい。
カレーは★★☆☆☆
お吸物は★★★★☆


ENTRY 20   喜乃字屋 (上野)
さくらテラスに入っている立ちそば系蕎麦屋。HPでを力強く謳っている"こだわり"は、
(1) 水:イオン交換水
(2) かえし:みりんは「三河九重味醂」使用
(3) 七味:八幡礒五郎(善光寺)
(4) 本わさび
(5) そば粉:明治18年創業の蕎麦専門「南澤惣吉商店」の協力のもと、北海道産キタワセソバの実を丹念に石臼で挽いたつなぎ一切なしの蕎麦粉100%(製麺機メーカーと長年共同開発した最新式の押し出し式製麺機で形成した十割蕎麦)。
です。

-せいろ蕎麦 もり (400 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
灰色で極小の星が多数入っている中細の麺からは胡桃様の香りが立ち上がる(ビックリ)。一見エッジが立っていて硬そうに見えるが、好ましい柔らかさのお蕎麦に仕上がっている。深く咀嚼すると僅かに胡桃様の甘い香味が口腔内に漂う。蕎麦の表面はツルツル。
ツユは鰹節様のフレーバーrich。上品で綺麗な味にまとまっていると思うけど、ちょっと弱い(これだけが残念)。
あと、蕎麦をツユにつけて啜るとツルツル感がUP↑したように感じる。
薬味は葱と粉ワサビ。
蕎麦湯は、colorlessで蕎麦ん香りしっかり(これみよがしにドロドロじゃなくて好感がもてる)。
このプライシングでこれだけの味は立派。
だだ、HPで「本わざびをご提供」って書いてあたんだけど、オレにはホースラディッシュの味しかしなかったです。

-升ワイン (泡) (390 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ロゼと白があって、ロゼをセレクト(白の方がより辛口だそうです)。
梅酒ライクで酸味が強め。
ボトルは冷蔵庫に保管されてたけど、冷え方が不足してると思う。





つづきます.....