2009年8月15日土曜日

無駄な道路の真実?

帰省シーズンの今日この頃。コンキチの家から実家までは400km以上あるのですが、一般道の走行距離は僅か2km未満。しかも、高速もおしなべて空いていて快適です。まるで、コンキチのためにあつらえたような道路達です。とまあ、いかにも帰省する気満々なイントロですが、今シーズン、コンキチは一人お家で(悠々自適な)お留守番です。

さて、コンキチの帰省ライフがこんなにも快適なものになっているのはどうしてかというと、それは一重に無駄な道路のおかげです

コンキチの実家は、人口1万人にも達せず、電車が通るが止まらない(駅がない)といった過疎の街です(最近合併され「市」になりました)。なので基本的に実家周辺(半径40kmくらい)の一般道は(ほぼ)常にすきすきです。それなのに、過疎地の近傍に高速ができた。一般道が空いてるんだから、当然、高速は渋滞知らず。そして、無料区間が30-40kmくらい?あって、市街地に車で移動するのに非常に重宝します。余談ですが、数年前にできたイオン(このイオンのせいで、駅周辺の商店街はシャッター通りと化し、WBSに取り上げられました)のすぐ脇にインターがあって便利この上ありません。まあ、つまるところ、


典型的なムダな道路ですね



コンキチは少し前まで上述したよな非効率で「ムダ」な事業はなくしていくべきなんてことを思っていました。しかしながら、果たしてそうなのかと最近思います。というのも、非効率的なものを排除し、合理性を上げ、効率を追求していくと生産性が上がると思います。で、生産性が上がると、単位アウトプット当たりの人員(雇用)が減少していく。

合理化にともない必要なくなった人員(雇用)を、その事業の拡大であったり、新規事業を含めた他の事業で吸収できれば問題ないのかもしれないが、それが不可能な場合は、


合理化により雇用が縮小する


と思います。


ムダな道路や箱モノを造るといった非効率的な行為は、あえて生産性を下げることで雇用を確保する施策の一環なんじゃないかななんて考えています。


非効率的な労働集約的産業が雇用維持には必要なのだ


なんてことを妄想する二流大出のなんちゃって研究員なのでした。

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