とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, August 22, 2010

エコノミック•アニマル•トラベラーの憂鬱

猛暑醒めやらぬ中、自宅で引きこもっているコンキチです。


10年くらい前、モルディブに新婚旅行に行ったときの話↓

夕食後、コンキチはカミさんと二人で島内にあるバーに行ってカクテルを楽しんでいました。で、軽く一杯ひっかけた後、その辺をお散歩していたんですが、なんかコンシェルジュで騒いでいる日本人(ブサイク)新婚カップルがいました。さっきのバーでみかけた顔です。で、バーで頼んだカクテルの料金に納得いかなくて文句を言っているようでした。でも、話が通じなかったらしくて、「(日本語で)オッケー、オッケー、分かった、分かった」と言って不貞腐れながら踵を返していきました。


コンキチの(数少ない)大好きなカクテルである「ジントニック」を例に挙げて説明すると、

「ジントニック」の値段 = 「ジン」の値段 + 「トニック•ウォーター」の値段

になります。

で、件のブサイクカップルは、注文したカクテルの数に対して、レシートに記載されている金額の数の多さに納得できなかったのでしょう(多分、で、コンシェルジュに文句言ったけど良くわかんなかったんでしょうね。ちなみに、スタップは英語を話してました)。

コンキチはこういう日本人の姿をみて恥じ入る気持ちで一杯になりましたね。

はっきり言って、モルディブは一流リゾートと思います。従業員は凄く洗練されていて、チップも絶対に受け取りません、しっかり教育されていて、現地のエリートを思わせます(モルディブのリゾートのホスピタリティーは極めて高い)。客層は、白人の熟年カップルが多くて、ロングバケーションを楽しんでいるという感じでした。要は、欧米の富裕層をメイン•ターゲットにしてるんですよね。

で、そんな中に新婚旅行を奮発してはしゃいじゃった、文化的な素地のない、かつ語学が不得手な日本人バカップルが調子こくと上記のようなことになるんでしょうね。
(まあ、コンキチ夫婦も水上コテージなんかに宿泊した生意気な新婚カップルでしたよ。でも、彼の国の文化もよく分からないし、語学も不得手だから大人しくしてましたね。白人宿泊客に目をつけられないように、すれ違うときとかにこやかに挨拶してました)。

あともう1エピソードなんですが、いよいよモルディブを後にする日。リゾート島からマレ(首都)へ水上タクシーで移動する際のことなんですが、何組かの白人(熟年)カップルと2組の日本人新婚カップルと一緒になりました。で、出発目前になって1組の日本人カップルがトランクのキャスター外れちゃったと言って、探しに行きました。で、もう一組のカップル(ちなみに前述のカクテルバカップルです)も一緒になって探しに行ってしまいました。他のお客さんや、水上タクシーのスタッフに何の断りも無く。で、結局キャスターは見つからず、定刻にはかなり遅れて、謝罪の言葉はナッッシング(正直、置いてきぼりになっても文句言えないと思ったね)。コンキチとカミさんは終始素知らぬ顔をしてましたが、同じ日本人として凄く恥ずかしかった(あいつらは何やってんだってつっこまれたらどうしようとちょっぴりドキドキでした。もし聴かれてたら、置いてちゃってもいんじゃない的なことを言ってたかもしれませんね)。

誰も何も言わなかったけど、みんな心の中では、「このエコノミック•アニマルの若造が」なんて思ってるのかなあと思って勝手に一人で哀しくなってましたね、コンキチは。

冗長な前振りでしたが、要は、観光にやってくる外国人にも観光を楽しむインテリジェンスやリテラシーが必要なんじゃないかってことです。そうでないとサービスの受けても担い手も不愉快な気分になるかもしれませんから。

あと、モルディブの場合、リゾート島には完全に顧客とスタッフしかいないけど、普通の観光スポットには一般市民もいるわけで、そういった三者間のアライアンスをどうとっていくかということも重要なんじゃないかと思います(ちなみに、コンキチは観光政策なんてほっときゃいいと思ってます)。

Labels:

0 Comments:

Post a Comment

<< Home