とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Saturday, October 23, 2010

経済記者あがりの衆議院議員の真実

とある民主党衆議院議員がtwitterでこうつぶやきました↓

継続審議になっている派遣法。まさに、小泉構造改革のときに規制緩和などで、派遣社員が大幅に増えました。私は内部留保がある会社が派遣切りをするのが許せません。菅さんが、もっと財界にパイプを持ち、圧力をかけるべきだと思います。

まだこんなこと言ってるバカがいるんだねちなみに、派遣社員の増加は小泉政権が発足するはるか以前からの長期的なトレンドです(see http://researcher-station.blogspot.com/2008/12/blog-post.html)。

で、その後こう続きます。

えー内部留保は私の言葉足らずですみません。経済の話はツイート向きではないのでこれにて終了にしましょう(^.^)。

経済の問題ではなく、会計の問題だと思うんですが....
あと、2年くらい前にもこのブログで書いたけど、利益剰余金ってバランスシートにおける右側(貸方)なわけで、キャッシュとは全く違うよね。貸方は負債(借金)と資本(今は純資産っていうの?)によって構成されていて、企業の資金調達の方法が記述されている。で、左側(借方=資産の部)には調達資金の使途が記述されていると思うんだけど.....つまり、内部留保とか借金とか資本金とかは、棚卸資産(在庫とか原材料)とか固定資産(設備とか)とか現金として実際に存在している。なので、もし上述した「内部留保(利益剰余金)を使って派遣社員を救済しろ」的なことをいうんだったら(まともな人はこんなこと言わないと思うが)、現金と有利子負債、あと売っぱらってもかまわない有価証券(当然、子会社の株式なんて売っちゃいけない。また、一気に売却するのも現実的とは思えない)を考慮しないといけないと思うのですが.....
(see http://researcher-station.blogspot.com/2009/01/blog-post.html)。


ちなみに上述したバカっぽいツイートをしたのは三宅雪子衆議院議員です。ちなみに彼女の経歴は↓

桐朋女子高等学校、玉川学園女子短期大学、共立女子大学卒業。1988年、フジテレビジョンに入社。営業局、報道局、国際局、CSR推進室に勤務。報道局では経済部記者として為替と株式を担当。

だそうです。

大手メディアの経済部記者あがりの与党の国会議員っていうのは、会計学の基礎中の基礎を知らなくても勤まる代物だということが学習できました。
(ちなみにボクは工学部応用化学科卒で、仕事は有機合成しかやったことありません)


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