とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Friday, November 13, 2009

サービス残業する権利

こんなこというと、人権主義者に怒られちゃうかもしれないけど、コンキチは


サービス残業する権利


っていうのがあると思います(法的にO.K.じゃないかもしれないけど)。

っていうか、極めて厳密に管理すれば、

1) サービス残業(早出も込み)を100%行っていない人は皆無
2) 勤務時間中、100%服務規程を遵守している人も皆無

と思います。

だって、人間って(いういい加減な生物は)そんなもんでしょ。

要は、程度(バランス)の問題です。

余談ですが、セクハラだって同じ問題と思いますよ。例えば、同じ発言したとしても、これまでの付き合い方の含蓄によって、言われた側の心証が大きく異なるわけです。あと、(言われた側の)個人の資質も関係する。

はっきり言って、こういう問題ってゼブラーマンみたいに白黒引けないセンシティブな問題なのです。

で、思ったのがこんなこと↓(多分、非難囂々だと思うけど)

a) 女性に対するセクハラはいけない。だって、女性は、か弱く美しい生き物だから(当然、例外有り)

b) サービス残業なんて放っときゃイイじゃん。サービス残業を強要されるなんていうけど、嫌なら受け入れなきゃいいじゃない。なんなら、サービス残業しない変わりに、基本給を引き下げて欲しいと上司に訴えてみてはどうだろうか?(とっても、リーズナブルと思う)。

c) あと、企業戦士的なワーカーホリックはそれで満足してるんだからそれはそれでいいでしょう。

よく、上司(しがない中間管理職)の相対的に組織内における強い力を背景にサービス残業を強要されるなんて聞くけど、仮にそういったものに従っているなら、それはあなたがそういった指示を受け入れているんでしょ。結局、許容してるんだよね(だったらイイじゃん)。

もし、我慢ならないなら、きっちり残業つけて、それが認められなかったら労基にチクればいい(某大手化学会社では、誰かがサービス残業を労基にチクったら、速攻査察きたらしです)。場合によっては、転職したっていい。で、そういったことができないで、サービス残業を拒否できない人って、その程度の能力しかない人なんじゃないの?

我が国の雇用慣行はイビツだ(と思う)。多分、古典的な企業では、新卒で入社して定年まで奉公するのがファンダメンタルだろうと思う。ついでに、そういった社員を育成するオプションがけっこうある。例えば、住宅ローンの利子補給なんていうのは、その最たるものだろう。こういったバックグラウンドがあるから、企業戦士や社畜といったタームが生まれたのだろうと思う。

別にサービス残業の強要とか規制しなくたってもいいでしょと思う。過労死なんていう事態も実際に起こっているけれど、それって、当人がこう判断したんでしょ↓


死ぬほどキツい業務>死とか家族との団欒とか


つまり、会社内におけるプレゼンスを最優先した訳だ。社内プレゼンスが自分の健康や家族との団欒を超越していたわけだ。だったらいいじゃん。なにも、他人が強要することじゃない。

っていうか、残業っていう概念は、労働の成果が労働時間に相関するということを前提にしている。つまり、ルーティンワークを対象に整備された制度といっていいと思います。で、ルーティンワーカーって基本的に仕事に対してリスクをとってないわけですよ。それでいて社内プレゼンスを高めたいんだったら、サービス残業やむなしとも思いますね。

ところで、「持ち帰り残業」なんていう言葉があるけど、その定義ってどうなんでしょうか?例えば、企業の研究員がお家でお勉強することは「持ち帰り残業」なんでしょうか?ちなみに、そのお勉強ってやつは業務に非常に密接していたりします(っていうか、業務そのものと言ってもいい)。つうか、論文読んで、(高額な)教科書買って、自分のレベル高めていかないと研究なんてやってらんないんですよ(プレッシャーあり、知的好奇心の充足ありで、楽しいやら苦しいやらだけど)。

サービス残業なんてどうでもいいじゃん。嫌なら断る。甘んじて受けるなら勝手に受けろ。自分の人生を最適化することにプライオリティーを置くべきだ。

こんなことを考えるコンキチは悪い人間なのでしょうか?

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