2009年11月13日金曜日

相対的なお話

格差社会なんて言われているようでうが、その定義や如何に?

っていうか格差(違い)が皆無な社会は存在しない。人類の歴史上、無格差社会は存在しえないのだ。

ということは、広義の格差社会は人類史に等しい。格差社会を声高に叫ぶメディアは、まずその定義を明確にすべきだろう。

それから、格差があたかも悪であるような報道がなされているが、無格差社会を目指したはずの共産主義に極めて大きな格差があったとは周知でしょう。

じゃあこんなのはどうだろうか↓

A君: 年収500万円
B君: 年収500万円

5年後

A君: 年収1,500万
B君: 年収800万


格差社会の到来です。大変です。大変です。とあなたは騒ぎ立てますか?

それかたもう一つの未来があって↓

さらに5年後

A君: 年収400万
B君: 年収400万


格差社会が解消されました。万歳!!万歳!!!とあなたは歓喜しますか?


まあ、あの盛田昭夫でさえ、


幸せっていうのは他人を羨まないことだろう


と述べているくらいだから、大衆(凡人)が格差という相対的な尺度によって自己をランクづけてしまうことは仕方が無いことなんでしょうね。

ただ、格差是正を訴えるあまり、皆が貧しくなるのは嫌だな。

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