とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Saturday, November 7, 2009

辻先生の本

犬神家の一族(市川崑版)を鑑賞したんですが、菜々子って超綺麗ですね。ウットリです。(っていうか、コンキチは菜々子みたさにストーリーを熟知しているこの映画を手に取りました。)







ところで、遷移金属触媒スーパー初心者級のコンキチは、現在、辻二郎先生の著書「有機合成のための遷移金属触媒反応」でお勉強中です。

理由は↓

気が付けば、金属の時代。見渡せば、有機合成系の論文は遷移金属触媒反応で埋め尽くされている(気がする)。(遷移金属)は、これまでの古典的な有機合成では不可能と思われたトランスフォーメーションをいともたやすく達成する(ように見える。当然、血のにじむような研究の賜物とはおもいますが)。

そんな時代の昨今、(学生時代の専門が合成ではなかった)コンキチのケミストリーはかなり錆び付いている。そう思ったからです。


それにつけても、辻先生の御本は素晴らしい。この本は遷移金属触媒のキング「ザ・パラジウム」にその多くがさかれていて、必要最小減の努力で、遷移金属触媒反応のエッセンスを最大限に吸収できるように書かれていると思われ、とってもナイスです。特に、「Pd(0)錯体の触媒反応」と「Pd(II)化合物を用いる酸化反応」の類別は秀逸で、コンキチのような初心者にもとても優しい内容になっています。はっきり言って、



合成化学の強化書の白眉です



コンキチの学生時代(十数年前)にこれほど分かりやすい本があったらどれほどよかっただろうと思います。はっきり言って、全ての有機合成に携わるものは必携と思います。


有機合成系の方は、この書籍を購入されることを強く勧めします。

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