とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Saturday, April 10, 2010

秀逸なマーケ本

最近、通勤電車中で川本真琴のアルバムを聴いて癒されてるコンキチです。で、聴いてるアルバム(新作)は↓

音楽の世界へようこそ」です。

天才「川本真琴」が「静」をテーマにしてつくった楽曲集という感じで癒されます


閑話休題


先日、巷で流行っている「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」を読んでみました。

萌え系の表紙に、高校野球を舞台にすえた物語で、涙あり、感動あり、悲劇を乗り越え自己実現していく、日本人好みのお涙ちょうだい青春サクセスストーリ-です(はっきり言って、(多分)日本人的なコンキチはお涙頂戴青春サクセスストーリーが大好きです)。

まあ、物語は非現実的なんだけど、秀逸な作品と思いました。ニュアンス的には、(コンキチの大好きな)ゴールドラット博士の著作を想起させるっていう感じですかね。物語仕立てでサクセスさせることによって、読者が感情移入し易くし、リアリティーを感じさせるという戦略商品です。

で、この本の内容は、経営学のカリスマ、故P. F. ドラッカーの「マネジメント」に書かれているフレーズを頼りに、高校の野球部をマネジメントし、組織改革していくというお話で、その成果物が甲子園出場ということになります。

ところで、本書にはドラッカーの(著作に記述されている)言葉が幾つかでてきます。で、その言葉は、経営学の組織論的な文脈上で出て来るんですが、もはや経営学を越えて自己啓発の啓蒙書の域に達していますね。自己啓発本は高校で卒業したコンキチが猛烈に読みたくなったほどのクオリティーがドラッカーの言葉にはあると思いました(多分、カエルがひしゃげたような顔をしている人が書いた本とは比べ物にならない読後感が得られると思います)。

アマゾンでは、「もしドラ」が売上げランクの上位の食いこんでいるんですが、同書で取り上げられた「マネジメント [エッセンシャル版]」も上位にランクインしています。「もしドラ」の影響ではないかとコンキチは思っているのですが、そうなると、「もしドラ」は「マネジメント [エッセンシャル版]」の秀逸なマーケ本ということになると思います。また、逆に、本家「マネジメント [エッセンシャル版]」は、その絶大なネームバリューによって「もしドラ」を強烈にプロモートしたのだとも思います。

出版社は同じダイヤモンドだし、これは、「デュアル•プロモート戦略」とコンキチは思いましたね。ちなみに、コンキチは「もしドラ」に影響されて「マネジメント [エッセンシャル版]」を購入してしまいました(完璧にダイヤモンドの術中にはまりました)。

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