とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Saturday, April 24, 2010

転職の掟 (1)

転職経験者のコンキチです。

コンキチは社会(労働市場)に出て(参入して)、某香料会社で働いた期間に非常に多くのことを学びました↓

1) 「亀の甲より年の功」が当てはまらない、バカな年長者が沢山いる
2) 無能な先輩社員でも順調に昇格できる。異動してスキルナッシングの職場でも、給料は減らない。
3) 宗教がかった全体主義的な労働組合が世の中にはある
4) 会社は従業員の給料を抑制するのに汲々としている
5) 世の中には、土地真理教が蔓延している
6) 世間の常識が通じない、極めてトリッキーな人間がでかい顔している
7) イジメとしか思えないような人事異動がある
8) 既得権(益)を守ろうとする現状維持バイアスにはもの凄いものがある
9) 社内で世代間格差が問題になることはない
10) 社内で意味不明な意思決定がまかり通る
etc. etc. etc.

こんな腐れた現実を知ることは、はっきり言ってショックでしたね。教育機関の内っていうのはある種の無菌室だと思いました。それから、会社における「評価」と「処遇」っていうのは極めて曖昧なものだということを肌で感じましたね。仕事の割り振りもフィーリング•オッケー。成果や課程よりも、「仕事をした」というアリバイに意義がある。

まあ、こんなこと書いていると所謂ブッラク企業と思われるかもしれませんが、クラシカルなまともな日本企業でしたよ。サービス残業は皆無だったし(物好きな人の自主的サービス残業はあった)、無能な年配社員の雇用もしっかりと守られていたし、属人的な手当もたくさんありました。そこそこの給料もらって、ぬるま湯的な環境のつかってのんびり定年を迎えるにはいい会社だったかなと思います。ちなみに、香料業界は寡占化されていて、非常に成熟していて競争はゆるやかと思います(が、そんなことはIR資料には死んでも書けません)。

でも、そんな環境の中にあって、コンキチの精神は腐りそうでしたね。まあ、コンキチをそんな気持ちにさせた原因は上述した事柄の総和なのでしょが、どうしても許せなかったのは、バカな上司の存在かなと思います。っていうか、バカな上司に仕えるほど惨めな気持ちになることはないと個人的には思います。つうか、オレがどんなにデータ集めて、資料作って、反応機構の説明しても、それを完全に無視して、自分の考えを支持するデータを出せってそればっかりだったからね。でも、「あー、世の中にはこんなに頑なアホがいるんだな」っていうことが分かって、いい社会勉強になりました。

とまあ、かなり前置きが長くなりましたが、そんあこんなで転職することを決心しました。
(コンキチのこの会社についての愚痴について興味ある人は、過去のブログをお読み下さい)

で、転職活動を実際に展開していくことになるんですが、その際、こんなことを思いましたねコンキチは↓

一つ、転職先が決まってから会社を辞める(Rule 1: 無収入になったら精神的に追いつめられる→転職先を妥協してしまう)
一つ、キャリアの断絶は絶対避ける (Rule 2: 市場価値をミスミス下げてしまうことになるし、キャリアゼロの人間を、年功賃金主体の内資系企業が正社員として雇う訳ないでしょ)
一つ、引っ越ししなくてもいい会社から選ぶ (Rule 3: コンキチは愚かにも住宅ローンを組んでいたのでこういった事態に追い込まれました。転職候補が激減して苦労しました。このことから、住宅ローンは転職の足かせになる可能性大です)
一つ、年収は少なくとも現状の8割以上 (Rule 4: 生活は大事です。普通の人間が大幅にダウンサイジングするのは難しいです)
一つ、雰囲気の悪い会社は却下する (Rile 5: 主観的な経験則です)
一つ、財務体質•収益力をチェック (Rule 6: 基本)
一つ、労働市場における業界の特性をある程度チェック (Rule 7: 基本2)

とまあ、こんな感じでしょうか?

コンキチの転職活動は、(途中、中断期間も含めて)終結するまで一年半かかりました。で、都合5社にアプローチしました。その中には、先方から敬遠されたもの、こちらから遠慮願ったもの、直接アプローチした会社、転職支援会社を利用したものがあり、色々と楽しかったですね。次回は、具体的な企業へのアプローチについて書こうかと思います。

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