とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, June 13, 2010

ヨウ素とアンモニアを使った反応

こんな文献を読んでみました↓

Novel and Direct Transformation of Methyl Ketones or Carbinols to Primary Amides by Employing Aqueous Ammonia
Org. Lett. 2009, 11, 3810-3813.


R= aryl, heteroaryl, vinyl, ethynyl (16 examples, 57-94% yield; 4-pyridyl→No amide products were obtained)

Lieben iodoform反応とHaller-Bauer反応のタンデム反応です。


電子吸引性置換基があるとGood Yieldです。

簡便な条件で一気にアミドが造れて便利な反応のような気もしますが、反応条件は、3 eq.のI2と10 eq.の25% NH3を作用させ、sealed tubeで60℃, 1-2 hで、ちょっととっつきにくい感じ。しかも、NI3の生成が気になります(ラージスケールではやりたくないですね)。

ところで、最初のステップがヨードホルム反応なので、アルコールからもアルデヒドへの酸化を経てアミドを合成できます。ちなみに、アルコールからのタンデム•コンディションは、I2 (4 eq.), 25% NH3 aq. (10 eq.)で、5 examples, 74-94% yieldです。

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