とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Friday, April 30, 2010

須磨久義の言葉

メディカル•エンターテインメントの旗手、海堂尊のノンフィクション小説「外科医 須磨久善」を読みました。この著作の主人公である須磨久義先生は日本で初めてバチスタ手術を成功させ、それをより完成度の高い術式へと進化させた「神の手」の異名を持つ天才外科医です。そして、海堂氏の出世作であるチームバチスタは、彼にインスパイアされたものなのです。

で、この本では、須磨久義先生の挑戦につぐ挑戦、フロンティアを切り開こうとするアグレッシブな歩みが力強く綴られています。はっきり言って、コンキチは須磨先生に本物をみました。そんな須磨先生の発した以下の言葉にコンキチは引きつけられたんですが、折角なのでメモしてみます↓

<引用開始>
自分の力を思う存分発揮できる最高の舞台がほしくなる。役者でも歌手でも、最高のパフォーマンスは、自分を引き立ててくれる素晴らしい環境でやりたいと考えるのは自然なことです。
<引用修了>


どうですか、皆さん。スーパー凡才級のコンキチでさえ上の言葉に猛烈なシンパシーを覚えました。

やっぱ、人って奮い立たなきゃなって思う二流大出のなんちゃって研究員なのです。

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Monday, April 26, 2010

ブラボー民主党

最近、民主党が熱いです。最高に素敵です。

だって、現在進行中の国家規模のドタバタ劇って、これを逃したらもう二度とみれなかもしれなんですから

最高のエンターテインメントだよね。こんな楽しいショーを観れるんなら、中流家庭が払う幾ばくかの税金なんて安いもんかもしれないなんてちょっと本気で思ってます(安全保障政策に凄く不安を感じるが)。

それにつけても、ユッキーって公共の電波を使って、全国ネットで恥をさらすのが趣味なのかねえ?ドタバタ劇は楽しいけど、こんな情けない宰相を戴いているのは国際社会の一員として恥ずかしいな。

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Sunday, April 25, 2010

「政治」という最高のショーを堪能しよう

タフな仕事が一段落して、少し気の抜けた感じで生きているコンキチです。5月の連休は11連休の予定なので、その間、少しはお勉強して、レベルアップをはかりながら鋭気を養いたいです。

ところで、最近、(日本の)政治が超笑えますねさすが我が国最大スケールのショービジネスだけのことはあります。

それにつけても、改めて思うのは、政治に期待する生き方をしてはいけないなということです。だって、政治に過度に依存すると、人生を謳歌できなくなるからね

そもそも、政治屋なんて詐欺師みたいなもんだ。彼等、彼女等の仕事は、大衆(愚民)というクリティカル•マスをターゲッティングして、甘言を弄して欺き続けることだから。

だからコンキチは、政治屋がどういった話術で我々を欺こうとしているのかという観点から、彼等•彼女等の言動を捕らえることをオススメしたいと思います。

やっぱ、当事者ではなく、傍観者として遠くから眺めているのが一番楽しいよね

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「1.接客、2.クリンリネス、4.費用対効果」ってこと?

先日、餃子の王将に行ってきました。最近、テレビでその人気っぷりが報道されていますが、その秘密はなんぞらや、みたいな感じでお店をみてきました。

で結論。個人的にはなんでこんなに人気があるのか全く分からなかった。っていうか、別にまた行きたいとか全然思わなかった。

ただ、評価に値する部分も幾つかありました。まず、接客はなかなかのレベルと思いました。チェーン店における接客のレベルとしては、かなり上位に入ると思います。あと、店舗の清潔さもかなり良かったです。

一方、満足できなかった点は、味が普通の定食屋のあんまり旨くないぼやけた味だったっていうこと。これが最大のマイナスポイントですね。

要は、接客とクリンリネスという飲食店にとって基本中の基本がちゃんとできてる店が少なくて、激マズショップ(くら寿司、かっぱ寿司、ガスト、サイゼリヤとか)も多くて、味覚バカが多いから、接客とクリンリネスが比較的高いレベルで実現している餃子の王将が受けるのかななんて思いました。

ところで、ちょっとググってみたら、こんな記事を発見しました↓
餃子の王将「スパルタ新人研修」やりすぎなのか

5日間の研修中、携帯電話は会社に預け、テレビ、新聞、酒、タバコも一切禁止。夜は11時に消灯、朝は6時半からランニングだ。2つの社訓とオリジナルの「王将体操」、あいさつなどの接客基本動作、3分間の「私の抱負」スピーチの全てで合格点をもらえないと、修了が認められない

宗教がかってるね、この会社。

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Saturday, April 24, 2010

もしプロセスケミストがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

「もしドラ」に触発されて

もしプロセスケミストがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

なんてことを考えてみました。

ところで、組織とは、顧客ニーズを満たすことを目的としているらしいです。では、プロセスケミスト達が集うセクションが、顧客ニーズを満たすということはどういうことでしょうか?

では、顧客の定義からいきますか。顧客(ユーザー)には階層があります。例えば、B2Bビジネスにおいては、直接のユーザーは顧客企業(法人)ということになりますが、エンドユーザーは、一般民間人とかになります。あと、同一企業内でのユーザー関係というのもあるでしょう。例えば、兵隊さん(実務労働者, ヒラ社員)の顧客は直属の上長であるということもできるでしょう。この場合、狭い範囲で顧客ニーズを満たすことは、上長を満足させることになります(だたら、コンキチはバカな上司に仕えるのは、惨めだと思っています)。

さて、プロセスケミストの話に戻りましょう。プロセスケミストの役割は、プロセスを最適化することで、その究極の姿はプロセス•イノベーションと思います。で、そういったことを具現化するには、反応や試薬(分子)の特性といったものを深く理解しなければなりません。ということは、最も狭い範囲に存在するユーザーとは、分子であり、そのニーズを満たすことは、


分子の気持ちを理解して、分子が目的とする反応に身を委ねるように条件を整えてやること


と定義することができるかもしれないと思いませんか?

なんていう妄想をしてみました。

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大学の価値

大学全入時代といわれる昨今、その真偽は定かではないですが、大卒という学歴のインフレが止まらないらしいです。量的にどれくらいの人、割合なのかはよく分かりませんが、大学を卒業した後、専門学校に通う人もいるらしいです(大衆雑誌情報)。笑える。

っていうか、大学って研究に特化すればいいんだ。あと、卒業要件を厳しくすべきだ(例えば、せめて学会発表1回以上とか)。

大学が研究の社となれば、教員養成過程なんて大学にいらない。っていうか、塾や予備校に負ける小中高にその存在価値なんてないだろ。

っていうかレベルの低い社会科学系の学部•学科もいらないだろう。あと、国立大の授業料を無料にして、競争を誘起させればいい。健全な競争が無いところは、概して停滞する。バカだ大学の淘汰も加速されるかもしれない。

それから、理系に特化すればいい。そうすれば、優秀な理系人材が数多く育成されるはずだ(多分)。科学者の地位も欧米並みに向上するだろう。

なんて妄想を抱く二流大出のなんちゃって研究員なのでした。

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転職の掟 (1)

転職経験者のコンキチです。

コンキチは社会(労働市場)に出て(参入して)、某香料会社で働いた期間に非常に多くのことを学びました↓

1) 「亀の甲より年の功」が当てはまらない、バカな年長者が沢山いる
2) 無能な先輩社員でも順調に昇格できる。異動してスキルナッシングの職場でも、給料は減らない。
3) 宗教がかった全体主義的な労働組合が世の中にはある
4) 会社は従業員の給料を抑制するのに汲々としている
5) 世の中には、土地真理教が蔓延している
6) 世間の常識が通じない、極めてトリッキーな人間がでかい顔している
7) イジメとしか思えないような人事異動がある
8) 既得権(益)を守ろうとする現状維持バイアスにはもの凄いものがある
9) 社内で世代間格差が問題になることはない
10) 社内で意味不明な意思決定がまかり通る
etc. etc. etc.

こんな腐れた現実を知ることは、はっきり言ってショックでしたね。教育機関の内っていうのはある種の無菌室だと思いました。それから、会社における「評価」と「処遇」っていうのは極めて曖昧なものだということを肌で感じましたね。仕事の割り振りもフィーリング•オッケー。成果や課程よりも、「仕事をした」というアリバイに意義がある。

まあ、こんなこと書いていると所謂ブッラク企業と思われるかもしれませんが、クラシカルなまともな日本企業でしたよ。サービス残業は皆無だったし(物好きな人の自主的サービス残業はあった)、無能な年配社員の雇用もしっかりと守られていたし、属人的な手当もたくさんありました。そこそこの給料もらって、ぬるま湯的な環境のつかってのんびり定年を迎えるにはいい会社だったかなと思います。ちなみに、香料業界は寡占化されていて、非常に成熟していて競争はゆるやかと思います(が、そんなことはIR資料には死んでも書けません)。

でも、そんな環境の中にあって、コンキチの精神は腐りそうでしたね。まあ、コンキチをそんな気持ちにさせた原因は上述した事柄の総和なのでしょが、どうしても許せなかったのは、バカな上司の存在かなと思います。っていうか、バカな上司に仕えるほど惨めな気持ちになることはないと個人的には思います。つうか、オレがどんなにデータ集めて、資料作って、反応機構の説明しても、それを完全に無視して、自分の考えを支持するデータを出せってそればっかりだったからね。でも、「あー、世の中にはこんなに頑なアホがいるんだな」っていうことが分かって、いい社会勉強になりました。

とまあ、かなり前置きが長くなりましたが、そんあこんなで転職することを決心しました。
(コンキチのこの会社についての愚痴について興味ある人は、過去のブログをお読み下さい)

で、転職活動を実際に展開していくことになるんですが、その際、こんなことを思いましたねコンキチは↓

一つ、転職先が決まってから会社を辞める(Rule 1: 無収入になったら精神的に追いつめられる→転職先を妥協してしまう)
一つ、キャリアの断絶は絶対避ける (Rule 2: 市場価値をミスミス下げてしまうことになるし、キャリアゼロの人間を、年功賃金主体の内資系企業が正社員として雇う訳ないでしょ)
一つ、引っ越ししなくてもいい会社から選ぶ (Rule 3: コンキチは愚かにも住宅ローンを組んでいたのでこういった事態に追い込まれました。転職候補が激減して苦労しました。このことから、住宅ローンは転職の足かせになる可能性大です)
一つ、年収は少なくとも現状の8割以上 (Rule 4: 生活は大事です。普通の人間が大幅にダウンサイジングするのは難しいです)
一つ、雰囲気の悪い会社は却下する (Rile 5: 主観的な経験則です)
一つ、財務体質•収益力をチェック (Rule 6: 基本)
一つ、労働市場における業界の特性をある程度チェック (Rule 7: 基本2)

とまあ、こんな感じでしょうか?

コンキチの転職活動は、(途中、中断期間も含めて)終結するまで一年半かかりました。で、都合5社にアプローチしました。その中には、先方から敬遠されたもの、こちらから遠慮願ったもの、直接アプローチした会社、転職支援会社を利用したものがあり、色々と楽しかったですね。次回は、具体的な企業へのアプローチについて書こうかと思います。

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Sunday, April 18, 2010

看板に偽りあり

最近、ラーメンを食いました。三つくらい。せっかくなのでレビューします↓

1) ちゃぶ屋流醤油らぁ麺/ 680 JPY
-Shop- <CHABUTON>ヨドバシAkiba店
-Rating- ★★★☆☆
-Coment- 表面には油が浮いていて最後までアツアツ。Oily。麺は少し細めの平麺で、モチモチ感が凄くて、うどんライク。スープは優しい感じの良く出来たスープ。つけ麺のスープ並みに甘い。スープの麺への絡まりは不足気味か。おししいけれど、平凡なラーメンという印象。フライドエシャロットを加えると焦げ感UP↓


2) ラーメン/ 700 JPY
-Shop- 優勝軒
-Rating- ★★☆☆☆
-Coment- スープは上述した<CHABUTON>のラーメンのスープに似ている。但し、甘さは控えめで醤油味が強く、浮いてる油分も少ない。麺はコシの強い太麺で、はっきり言って「うどん」。個人的に、この麺は好みでない。あと、チャーシューがはっきりいって不味くて、スパイスでごまかしている。また食べたいラーメンじゃないね。


3) 塩ラーメン/ 780 JPY
-Shop- 大勝軒 柏店
-Rating- ★★★★☆
-Coment- 豚骨系のスープはかなりコクがあり、あっさり仕立て。レモンが載っていてサッパリ感UP↑なかなか美味しい。麺は(中)太麺ストレート。モチモチしすぎず、プッツリ切れる感じで、バランス良く美味しい(はじめて太麺が旨いと思った)。スープの粘度が高く、スープが麺によく絡む。ただし、スープを啜ったときに感触が良くない。


閑話休題


さて、世の中には、表向きの表示とは裏腹に、それを欺くような品物があります。コンキチが最近思ったそんな「看板に偽り製品」を一つ挙げます↓


スーパーで売ってる安い干し蕎麦(特にPB商品にありがち)
蕎麦の原料は主に蕎麦粉と小麦粉なんだけど、超絶安い蕎麦は蕎麦粉より小麦粉の比率が高くなっています。それじゃ、蕎麦粉まぶし細麺饂飩じゃねーの?っていうツッコミを入れたくなります。これが安さの秘密です。少なくとも、蕎麦粉>小麦粉にして欲しいな。


いち消費者として気をつけたいものです(っていうか、蕎麦は味で気づくよね)。

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Saturday, April 17, 2010

そんなに課長になりたいの?

奇抜なタイトルに惹かれて、「7割は課長にさえなれません」を衝動買いしてしまいました。あの城繁幸氏の著作です。

この本の多くの部分は、城氏が思い描く日本企業の縮図を物語に落とし込んだもので、まず、年功賃金、正規•非正規社員間格差といった現在の閉塞した社会を描き、その後、労働市場が流動化した場合の明るい未来像で締めくくられています。

で、読了後の感想ですが、はっきり言って、期待はずれでガックシというか、お笑い芸人なみにウケる著作でした。

城氏は、前提の誤った能力主義を否定し、上辺だけの日本型成果主義を否定し、(年齢とは無関係な)職務給を支持している。そして、職務給が定着すれば、ポジションによって賃金が規定され、労働市場の流動化が進むというのだ(職務給と真の成果主義は当然セットだ)。

こういったアイデア自体は正論であろうし、正しいであろうことも数多く述べられているが、あまりに問題を一様に捕らえて論じているため、彼の論調はコンキチには空虚に聴こえました。そして、あまりに問題を一般化しすぎると、誤謬が発生するのは世の常だ。っていうか、職務給の導入や同一(価値)労働同一賃金には、より厳格な成果主義が適用されなければならないだろうし、コンピテンシーも必要だろう。具体的には考課者たるマネジャーをちゃんとした考課者に育て上げなければならず、決して一朝一夕で成るものではない。ついでに、現状維持バイアスを破るのは非常に困難だ。まあ、彼がターゲッティングしているマス•マーケットにはこの程度の物語がちょうどいいのかも知れませんが。

っていうか、そもそもタイトルが良くない。(バブル世代の大卒の)7割は課長にねれないなんて当たり前、っていうか、3割は課長になれるのか?そんなにマネジャーはいらないだろ。っていうか、そんなにマネジャ-ばかり目指してるの?って感じです。

あと、文系の博士の就職先がないのは、日本の大学における社会科学がプアーだからだと純粋に思うんですが、っていうか、文系の研究開発型の企業って思いつかない。

それから、労働市場が流動化すれば、働き方が多様化してみんなハッピーになれそうな感じで締めくくられていますが、本書の明るい未来で登場する「専門職コース」なんて相当前から相当な企業で導入されてるだろ(少なくともケミカル•カンパニーでは)。

多分、本書で展開されている世界は「文系ワールド」なんだろうね。で、もしその「文系ワールド」がホントのことだったら、はっきり言って文系って気持ち悪いな。だって、みんながみんなゼネラリストを目指してるなんてキモイでしょ

ってな感じで、この本はちょっと空想じみたお話に思えました。あと、彼の好きな「昭和的価値観」というフレーズも陳腐だ。

コンキチは城氏には期待しているんだけど、ホントこの本は駄作だと思うな。正直、こんなことなら「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか」(see http://ameblo.jp/researcher/entry-10123371622.html)でやめとけばよかったのにと思いますね(残念です)。

あと、給料って産業や業界内での地位によって違う(格差がある)から気をつけようね

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Saturday, April 10, 2010

秀逸なマーケ本

最近、通勤電車中で川本真琴のアルバムを聴いて癒されてるコンキチです。で、聴いてるアルバム(新作)は↓

音楽の世界へようこそ」です。

天才「川本真琴」が「静」をテーマにしてつくった楽曲集という感じで癒されます


閑話休題


先日、巷で流行っている「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」を読んでみました。

萌え系の表紙に、高校野球を舞台にすえた物語で、涙あり、感動あり、悲劇を乗り越え自己実現していく、日本人好みのお涙ちょうだい青春サクセスストーリ-です(はっきり言って、(多分)日本人的なコンキチはお涙頂戴青春サクセスストーリーが大好きです)。

まあ、物語は非現実的なんだけど、秀逸な作品と思いました。ニュアンス的には、(コンキチの大好きな)ゴールドラット博士の著作を想起させるっていう感じですかね。物語仕立てでサクセスさせることによって、読者が感情移入し易くし、リアリティーを感じさせるという戦略商品です。

で、この本の内容は、経営学のカリスマ、故P. F. ドラッカーの「マネジメント」に書かれているフレーズを頼りに、高校の野球部をマネジメントし、組織改革していくというお話で、その成果物が甲子園出場ということになります。

ところで、本書にはドラッカーの(著作に記述されている)言葉が幾つかでてきます。で、その言葉は、経営学の組織論的な文脈上で出て来るんですが、もはや経営学を越えて自己啓発の啓蒙書の域に達していますね。自己啓発本は高校で卒業したコンキチが猛烈に読みたくなったほどのクオリティーがドラッカーの言葉にはあると思いました(多分、カエルがひしゃげたような顔をしている人が書いた本とは比べ物にならない読後感が得られると思います)。

アマゾンでは、「もしドラ」が売上げランクの上位の食いこんでいるんですが、同書で取り上げられた「マネジメント [エッセンシャル版]」も上位にランクインしています。「もしドラ」の影響ではないかとコンキチは思っているのですが、そうなると、「もしドラ」は「マネジメント [エッセンシャル版]」の秀逸なマーケ本ということになると思います。また、逆に、本家「マネジメント [エッセンシャル版]」は、その絶大なネームバリューによって「もしドラ」を強烈にプロモートしたのだとも思います。

出版社は同じダイヤモンドだし、これは、「デュアル•プロモート戦略」とコンキチは思いましたね。ちなみに、コンキチは「もしドラ」に影響されて「マネジメント [エッセンシャル版]」を購入してしまいました(完璧にダイヤモンドの術中にはまりました)。

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Sunday, April 4, 2010

死語の世界 in Chemistry

氷酢酸 (glacial acetic acid)という言葉があります。で、化学事典でその意味をサーチしてみると↓

「純度96%以上の酢酸水溶液.....」

と記述されています。

今時、試薬メーカーで純度96%に満たない酢酸を売っている会社はないでしょう。

かつては高純度を示した氷酢酸は、最早紛らわしいだけの言葉に成り下がってしまった。コンキチはそう思います。酢酸には無水酢酸(=酢酸の酸無水物)という紛らわしい言葉もあるのだから、そろそろ無価値な氷酢酸という言葉にはご永眠願ってはいかがなものかと思いますね。


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会社の仕組み

桜も見頃となり、最近、川本真琴の「桜」を聴きながら通勤しているコンキチです(しかも、1曲リピートで)。

←川本真琴の「桜」が収録されているアルバム。

さて、4月1日から新社会人となられた方も多いかと思いますが、まずは労働市場への参入、おめでとうございます。純粋アカデミアの世界も面白いですが、労働市場はそれ以上にエキサイティングで、ダイナミズムを感じることと思います。

では、若者の新規参入を祝して、かつてコンキチが社会にでたときの思い出話でも少し綴ろうかと思います↓


最初は気づかなかったのですが、多かれ少なかれ企業とはある種の洗脳機関です。会社は、従業員が従順な社畜になることを求めます。場合によっては、京◯ラのように、従業員が社歌を斉唱するといったような洗脳レベルの極めて高い会社もあります。で、ある程度まともで古典的な企業は、給与と退職給付制度に年功賃金システムをい取り入れ、従業員が脱社畜しようとするインセンティブを削ぎます。特に退職給付制度は、途中で(自己都合で)会社をやめるとペナルティを科せられ退職金が減額されてしまいます。

また、手当にも従業員の社畜化を促進させる仕組みが組み込まれていたりします。その最たるものが住宅ローンの利子補給制度でしょう。つまり、会社に在籍していて、住宅ローンを組んでさえいれば、住宅ローンなしの人よりも数百万給料が上乗せされるという極めて属人的な給与システムです。で、何故企業は属人給与に数百万も割くのかというと、従業員をより高レベルな社畜に養成するためです。

住宅ローンを組むということは、他の資産に比べて圧倒的に流動性の低い不動産を事業所の近くに保有するということであり、毎月一定のキャッシュアウトフローが発生します。前者は、従業員とその同居家族をその土地に束縛します。もし、転職(脱社畜)したくなったとしても、条件の良い企業が近く(通勤可能エリア)になければ、転職自体をあきらめるか、不動産を売却するか、単身赴任しなければならなくなります。また後者は、利子補給制度に対する需要(定期的なキャッシュインフローに対する依存度)を高め、こちらも転職(脱社畜)しようとするインセンティブを削ぎ落とし、会社に対する依存度を飛躍的に高めます。

こうして、年功賃金と手当で従順な社畜となった従業員は、その会社に絶対の忠誠を誓うことになり、不本意な人事異動の発令や、納得いかない業務命令に歯向かう気力が限りなく低下し、会社に都合の良い操り人形になっていくのです。


さて、先に企業は洗脳機関であると書きましたが、実は企業内にはもう一つの洗脳機関が存在します。それは、連合を頂点として全国的に組織されている集団「ザ•労働組合」こと大日本賃上げ教です。

多くの(比較的まともな)企業は、(よけいなお世話なんだけど)組合を組織しています。多分、ユニオン•ショップという、平たく言えば、全く経営にコミットしない(管理職とか経営補佐職とか幹部職扱いでない)一般従業員は、組合に加入しなければならないというシステムが主流と思います。で、組合の最大にして唯一のミッションは「年功序列を維持しながら、ひたすら名目賃金の賃上げすること」です。とりあえす、会社に所属しているだけで、額面で年収はあがり続けなければいけないという、今流行りの同一価値労働•同一賃金を完璧に無視したシステムを具現化することです。

労組では、労組礼讃の啓蒙活動やレクリエーショ•イベントなどを利用して、組合員の労組への忠誠心を育みます。そして、組合員の思想を統制し、会社と折り合いをつけながら玉虫色の決着を謀るのです。コンキチに言わせれば、春闘なんていまだにやってる会社は、その範疇にはいると思いますね。っていうか、春闘なんて、今のご時世、経済原則を無視したただのお祭りと化していると思いますね。コンキチは、かつて、不本意ながら赤いハチマキを強制的に巻かされて、ストライキ活動をさせられたことがあります(多くの組合員が喜々としてハチマキ巻いてるのをみて空恐ろしくなりました)。で、労組幹部と経営陣が団体交渉している間、他の組合員は一所に集められて、団交が決着するまでひたすら待機させられるのです。で、交渉結果は、時限ストやったり36拒否したり徹夜して交渉したりと一生懸命やったからもう勘弁してよね的な感じで、会社側とあらかじめ示し合わせておいた妥協点で無事妥結されるこいとになります。


そろそろ、この冗長な文章をまとめてみましょうか。

一つ、会社は(多かれ少なかれ)洗脳機関である。
一つ、労働組合も洗脳機関である。
一つ、会社と労組は取引している。

こんな感じでしょうか。労働市場に新規参入される方々におかれrましては、こういった社会のルールを肝に銘じて新生活をスタートさせてもらいたいと思います。

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国策でジョブズは生まれない

米国でiPadが発売されましたねNewsweek日本語版でウォズニアックのインタビュー記事を読んだんだけど、彼はiPadを三台予約したそうです。

コンキチは、iPadは巨大なiPod touchに過ぎないと最初は思っていたんですが、今ではその考えは完璧に翻っています。そして、ウォズニアックのインタビュー記事には本当にエキサイトさせられました。

iPadはこれまでのアップル製品と同様にユーザー体験を変えるデバイスになると思います。iPadのクイックスタート、(メディアへの)クイックアクセス、っていうのがインターネットとコンピューティングっていうものがより生活に密着させるのでしょう。しかも、完璧に美しいインターフェースを伴って。デスクも必要とせずに。

そういえば、どこかの報道番組に出演していた民主党の議員が、iPhoneを引き合いに出して訳分からないことを言っていたな。iPhoneには日本の技術が多数使用されているが、利益の大半は日本企業に落ちない。これからは、国を挙げて日本から国際標準を打ち出していかなければならない的な頓珍漢的なことを言ってたような気がしました。

っていうか、国や凡百の企業にはユーザー体験を変えるっていう視点が決定的の欠落してると思うんですが、そんな輩が沢山集まったからっていって、スティーブ•ジョブズは生まれませんよ。経営学を少しはお勉強した方がいいと思いますね。

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政治家老人倶楽部

与謝野馨(71歳)、平沼赳夫(70歳)等が新党を結成するらしいです。他の参画者には藤井孝男(67歳, 郵政民営化に反対して郵政解散時に公認を得られず落選)、園田博之(68歳、誰この人?)、鴻池祥肇(69歳, JR無料パスを使って愛人と熱海温泉に行った)などがいるらしいです。

あと、中山恭子(70歳)、城内実(44歳, 唯一の若手?もはや色物キャラでしょ)の入党も噂されています。

ちなみに、新政党名は平仮名で調整中らしいです。


政治家老人倶楽部ですか?


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