最近、「週刊東洋経済」を衝動買いして無駄遣いしているコンキチが今週手に取ったものの特集は、ズバリ「家族崩壊」。どのように「家族崩壊」が誘起されるかというと(ロジックが成り立たっていないと感じるところもあるのだけれど...)↓
a) 介護職の低賃金層は、子供をあきらめざるを得ないくらいで、家族崩壊
b) 「セロゼロ物件」に住む日雇い派遣とかの非正規雇用の人は、家賃支払いが数日おくれると、即締め出しで家族崩壊っていうか住まいの貧困
c) 正社員(すかいらーくとかトヨタ)の社員であっても、長時間労働&サービス残業で過労死で家族崩壊
d) お受験離婚で家族崩壊
など。
dのお受験離婚はどうかと思うけど、皆中流と思われていた(?)我が国の社会構造が崩壊して、大変だっていう匂いプンプンの記事と感じました。
で、最近巷(メディア)で語られている格差問題って、当人は悪くなくて社会はが全て悪い的な論調のように聞こえて仕方がありません(しかも、国内屈指の高賃金を得ているキャスターが、さも作った深刻面して語ってるのが役者だなあと思われ笑える)。
もうずいぶん前から、「格差」社会なるものが声高に叫ばれているような気がする今日このごろ、コンキチは「アリとキリギリス」の寓話を思い出さずには入られないですね。
就職氷河期に社会に出た人は下流で大変なんていってるけど、(多分)就職氷河期に社会に出たコンキチはこう思います(1999年就職ね)↓
格差、格差と騒ぎ立て、「俺(わたし)は理不尽に社会の底辺にいることを余儀なくされている」と嘯く人たちは、自分がキリギリスではなくアリであると力強く主張できるのか聞いてみたいです。
ちなみに自分、二流大出で、就職氷河期就職だったけど、実質就職活動は2社しか受けてなくて、M1の3月には内々定でていた。ついでに言うと、コンキチは東北の駅もない片田舎の没落地主の家に生まれて、はっきり言って、けっこう貧乏だった。でも、今はとりあえず力強く中流のような気がする。
そこそこの努力で、確実に中流をGETするのってそんなに難しくないと思う。なので上記a, b, cでぶつぶつ文句言ってる人間が大勢存在しているような報道がこの豊かな国「日本」でなされていることが信じられない。
まあ、それでもより効率的に中流をGETする方法って、教育によってなし得れる可能性はあると思う。そんなコンキチの勝手な中流補完計画を妄想していきたいと思います(中流の戦略 (2)につづく)。
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2008年10月23日木曜日
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