酸辣湯とライスのセットです。感想はこんな感じ↓
「酸」も「辛」も上品過ぎて刺激が物足りない。あと、コンキチの大嫌いな春菊が入っていて大マイナス。ワカメっぽい触感と味にものが多数あったように思ったんだけど、それも酸辣湯と相性が良くないような気がした。ごま油っぽいOilyさは良かったです。まあ、味が「上品」になりっすぎているのは、メイン•ターゲットが女性客だから致し方ないかなという感じでした。
密かにコンキチは酸辣湯が大好きで、かなり期待していたのですがちょっぴりガッカリでした。
閑話休題
大人の娯楽誌「週刊東洋経済 (2008/10/11特大号)」をまた衝動買いしてしまいました。で、読んでみて気になった記事の感想メモを以下に書きます。
1) 「物価高での最適資産選択」という記事
株式のインフレ•ヘッジ機能に言及した記事で、スタグフレーション下では株式のインフレ抵抗力が損なわれる理由を以下のように理由付けしていました。
「インフレのときは株式投資」といわれてきた理由は、企業収益はインフレの悪影響をうけにくいという背景があった。日本でオイルショックが起こった1970年代は、企業は仕入れ価格の上昇を販売価格に添加できた。株価は、企業収益の将来までの累計値をインフレ率で割り引いた現在価値であるので、企業収益がインフレ抵抗力をもっていると、「インフレのときは株式投資」というセオリーが成り立つ。
ところが、現在は、企業は仕入れ価格を販売価格に転嫁できず、むしろ収益は圧縮を余儀なくされている。
突っ込みます↓
a) 「景気が良くなって企業の羽振りがよくなる」→「みんな快く製品をかってくれるので、もっと儲けようとおもって設備投資したくなる」→「企業の資金需要が高まる(ガンガン金を借りようとする)」→「過剰投資を抑制するため、政府は政策金利を引き上げる or 企業が快く金を借りてくれるので、金融機関は金利をあげる」という感じでインフレが発生すると素人コンキチは思っていたのですがね。
インフレに株式が強いのではなく、好景気の時(企業業績が好調)に景気の過熱感を抑制するために金利が引き上げられるんじゃないの。因果が逆転していると思う。
b) オイルショック時は、原油価格が意外とはやく落ち着いた気がするのですが
c) オイルショックは、1次と2次があったと思うんだけど、1次のときの調整がきつくて、2次の時はそれほどでもなかったというウワサもききますが、どのオイルショックについて言及しているのでしょうか?
d) あと、オイルショック時には円高も進んでいて、他(の先進)国に比べて原油高の影響をもろに受けなかったという話もききます
e) DCFって虚妄だと思うんですが
こんな感じです。次はアサヒビールに対するツッコミいきます。
2) 「過信を捨てたアサヒビール クリアアサヒ好調の裏舞台」という記事
消費者が求めているのは「ビールのような品質感」だ。真っ先に浮かんだのは、ビールを彷彿させる缶のデザイン。<中略>よりリアルにビールらしさを表現するには、黄色の部分を鮮やかに発色させる必要がある。そこで通常の印刷工程に一工程加えた。銀色のアルミ缶に白の塗料をかぶせ、その上に黄色を乗せることで、クリアな発色を実現させたのだ。実際に、通常のアルミ缶にそのまま印刷したデザインと、一手間加えたデザインを実際の売り場に似せて陳列してみると、圧倒的に後者が評価を得た。缶の量産に入るまで3ヶ月もかかったが、試行錯誤は実った。宣伝ものこ缶を全面に押し出した。ポスターでは、缶をどれだけ並べ、どう視覚に訴えるかに徹底してこだわった。
a) KIRINの氷結の模倣ですか?
b) 大前氏のいうとおり、「ビールは味じゃなくてマーケティングでシェアが決定する」のかな?
それからもう一つ↓
味の完成度を高めるために、初めて他社製品と飲み比べる相対評価を取り入れた。季節やそのときの気分に左右されにくく。商品の良しあしをストレートに判断してもらえる。
ここで、また一悶着あった。相対評価は一般的なマーケティング手法だが、「家庭では飲み比べなんてしない。そんなテストをやってもムダ」というのが従来の思い込みだった。
a) 飲み比べやってなかったなんて、傲慢だね。
b) ちなみに自分、たまに飲み比べします。軽く侮辱された気分ね。
c) この話ってホントの話なの?話題作りのために脚色したしょうにしか思えない。東証一部上場の大企業のこの体たらくが事実だとしたら、そうとうこの会社レベル低いぞ。
d) やっぱり、「ビールは味じゃなくてマーケティングでシェアが決定する」のかな?
e) 実際にクリアアサヒを試してみたけど、香りはそこそこ良い。あと、粗野な甘い香りが漂う。でも味は水で薄めたビール飲んでるみたいです。あた、metallicな酸味感じる。特異な雑味がないっていうだけの飲み物で、不味いのでもう二度と買いません(あくまでも一個人の感想に過ぎません。けっこう売れているようなので、本当はとっても美味しいお酒なのだと思います)。
メモは以上です。それにつけても、
のかなあとちょっぴり哀しくなる二流大出のなんちゃって研究員なのでした(コンキチは趣味: 晩酌です)。
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